初めての方は必ずお読みください。


MLMPストレッチ 初級編 咬筋

咬筋は見ての通り

頬の骨が起始となり

下顎角が停止となります。

この図を覚えておいてください。

まずは

頬の上から触ってみます。

歯の喰いしばりが癖になっている方は

咬筋が緊張しているのが確認できるはずです。

そうでない方の場合

とても柔らかく頬と一体となっており

筋肉と頬の皮膚との違いが判らないほどです。

因みに

人の嚙む力はどれくらいだと思いますか?

女性 40キロ以上

男性 60キロ以上とも言われています。

咬筋の全体像がつかめたら

ストレッチをしてみましょう。

慣れるまでは必ず横向きで行います。

反対側の顎関節方向に力がかかると

顎関節を痛める可能性もあるし

今後、側頭筋や帽状腱膜等のストレッチも

横向きの方がやりやすいので

この方法で覚えた方が効率も良いと思います。

では始めましょう!

私の場合、

起始部に前から後ろ

頬骨の咬筋付着部を横断するように4~5点

下顎角付近の付着部も4~5点取ります。

あとは

起始から停止に向けて

筋線維の流れを意識しながらストレッチ。

すると

緩む筋線維と硬い筋線維に分かれるはずです。

硬い筋線維に対してはもう一度ストレッチをします。

それで咬筋のストレッチ初級編は終了です。

次は難しい

外側翼突筋となります。