腰の痛みを知るには、まず痛みについて知ることが大切です。
痛みとは?たしかにイヤですよね。ズキズキしたり、ドーンとした鈍痛、              ピリピリした神経を刺すような痛み。痛みにも色々あってそれぞれ役割があります。
痛みの役割は、損傷した組織などの回復に関係します。
痛みと腫れはセットで起こる場合が多いのですが、痛みは損傷した部位を治すためのサインみたいなもので、腫れは血流を増やして損傷部位を治すため、タンパク質などの材料を集めるために起こる
反応です。ですから治るためには必要なのです。                         言い換えれば治れば痛みは必要がなくなるので自然に消失します。
痛みを消すのではなく、利用して早く治すほうが確実に良くなります。
肩こりのところでもお話しましたがインナーマッスルが腰痛予防のポイントになります。
腰痛の場合、2つの痛みが起こっていると考えます。1つはインナーマッスルの緊張、疲労による痛み。
もう1つは、浅いところにある筋肉の疲労。
普段、痛みが無いときは、深部のインナーマッスルが身体を支えているので疲れにくくバランスが良い。
しかし、その支えていた筋肉が疲労を起こすと浅いところにある筋肉が支えることになります。
ここで問題が発生します。浅いところにある筋肉は長時間の仕事には適していない。
すぐに疲労を起こし痛みを出し、助けを求めます。そこで2つ目の痛みが発生するのです。
もう感のいい人はおわかりだと思います。
そう、インナーマッスルを鍛えること、または疲労をためないこと。
毎日の身体のケアが大事になります。
ストレッチ、もも上げなど家庭で出来る体操もいいと思います。
おすすめの体操は正坐をしたまま寝ころぶと、太ももや腹筋が伸びて気持ちがいいです。身体の固い人
は無理しないで下さい。あと骨盤周りのストレッチがいいですよ!