こんにちは星

 

次の19話と20話は

「安田君」(前編)(後編)で、結構長いです。

 

 

「きくちゃん」というこの漫画は、

以前描いていたノート漫画(鉛筆書き)が原作なのですが、

19、20話の「安田君」は、ほぼノートのまんま、原稿にしました。

(他は再構成したり、新たに生まれたり、だいぶ変更があります。)

 

 

安田という登場人物は、

どういうわけか私にとって特別で、

描いてるうちに、しゃべらせてるうちに、

いつも私の中がすーっと通りがよくなる感じがありました。

 

 

この人物がいたので、

ノート漫画を描き続けていたし、

どういう形がいいのかわからないけれど

いつか誰かに作品として読んでもらいたいと

願っていたのだと思います。

 

 

今回、「安田君」をペンの原稿として描くことができ、

(ノートに描いてから、10年後。)

「あ、ここまでちゃんとたどり着いたんだ」

と嬉しく思います。

 

 

「きくちゃん」の第1話、本当に描き始めの頃、

描き続けられるか自信がなかった私は、

お守りのように、あるコマに彼を出してたのです。

(電話を鶴羽主任に取り次いでる人物。)

それは、小さな祈りでした。

 

 

これから、よっこらせっと原稿のスキャンを始め、

できあがったら載せていきます。

 

 

それにしても、8月は北海道も暑かったです。

スキャンする部屋に西日が当たるので、

保冷剤をハンカチにくるみ、首にまいて作業してました。

(エアコンのない家なのです。)

急に気温が低くなったので、今日は長袖を着ていますが。

 

 

皆さまもどうぞお身体を大切にお過ごし下さい星

 

フェンネルをもぐもぐ食べつつ育つアゲハ君。

ここ数日見かけないので、サナギになったのかな。