洗い観音ペンダント | 法被衣(はっぴい)の和太鼓な生活

法被衣(はっぴい)の和太鼓な生活

和太鼓その他のあれやこれやを綴ってまいります。

巣鴨にはお婆ちゃんの原宿と言われるとげぬき地蔵商店街があります。

そんな中の1枚。

信仰と商売の見事な融合?!

とげぬき地蔵尊は曹洞宗萬頂山高岩寺の本尊。

本尊の延命地蔵菩薩はよく言われる仏像ではなく木の節に現れた霊印という事らしいです。

これを紙に写し取った印像に霊力があるとされています。

 

延命地蔵がなぜとげぬき地蔵とよばれているかは、江戸時代、毛利家の女中が誤って針をのみ込み、苦しんでいる時に地蔵尊を描いた紙札を飲ませたところ針と一緒に吐き出したというもの。

紙のお札を飲ませられたら気持ち悪くなって吐いちゃう事も十分考えられます。

ムカムカして思わず吐いた時に針も一緒に出て来たのではないかと想像できます。

 

子どもの頃に魚の骨が喉に刺さって取れずに苦しんでいる時に、ご飯を丸のみにして骨を胃袋に落としたやり方に似ているかもです。

これが評判になり、痛みを除いてくれるとげぬき地蔵として参拝する人が増えたそうな。

 

今でもこの印像の紙を痛いところに貼ったり、飲んだりする信者がいるそうな。

イワシの頭もなんとやら、で気持ち的にポジティブになる事で体にも効くのかも知れません。

 

お寺には本尊とは別に洗い観音なるものも人気です。

洗い観音は檀徒から寺に寄進されたもので、水をかけて洗ったところが平癒するという噂が立ち、今でもお参りする人が後を絶ちません。

初代はタワシなどで洗われているうちに損耗し、2代目になってからはタワシやブラシではなく手拭いでそっと洗うようになったそう。

今は2代目の後ろに初代が祀られているそうです。

観音様も自分の身をすり減らして願掛けに応えていたものと思われます。