小学校和太鼓授業 | 法被衣(はっぴい)の和太鼓な生活

法被衣(はっぴい)の和太鼓な生活

和太鼓その他のあれやこれやを綴ってまいります。

埼玉県鴻巣市の小学校の和太鼓体験授業に行って参りました。

当初3人で行く予定でしたが、1人がインフルエンザにかかり、2人でやる事に。

何が起きるかわかりません・・・。

 

授業は45分、31人の生徒を対象に同じ内容で2回、計62人の5年生に太鼓を体験してもらいました。

 

今回は学校にプロジェクターを用意してもらい、皆で大きな画面を見ながらの講座を行う事ができました。

 

挨拶・自己紹介に始まり、あらかじめパワーポイントで作っておいた太鼓の説明を動画を織り交ぜながらプロジェクターに映しながら行いました。

太鼓の種類やいろいろな打ち方を実演しながら説明。

締め太鼓、長胴太鼓(伏せ打ち、斜め打ち、三宅打ち、横打ち)、桶胴太鼓、を紹介。

 

その後いよいよ体験に移ります。

今回の目標は、鴻巣市応援太鼓「がんばれ!ひなちゃん」を皆で演奏する事と設定して臨みました。

 

準備運動を兼ねて、「がんばれ!ひなちゃん」の口唱歌をしながら先導の担ぎ桶の音に合わせて太鼓の周りを歩きます。

これで「がんばれ!ひなちゃん」のフレーズを復唱する事になります。

準備運動が終わったら、あらかじめ前に並べてセットしてあるバチをそれぞれに取りに行ってもらいます。

過去の経験からバチを配るのにかなりの時間を要したので、省エネ、省時間のための工夫です。

この時に、バチを振り回さない、いいと言うまで太鼓は叩かないの2点を重要事項として伝えます。

 

はじめに、見本を示しながらバチの持ち方、構え方、打ち方、を。

 

あらかじめ4つの組に分けておいてもらい、スクリーンに映った口唱歌を見ながら組ごとに順番に太鼓を打ちます。

準備した太鼓は締め太鼓8台、長胴太鼓8台、7~8人に組み分けした生徒たちが順繰り太鼓を打ちます。

 

曲がほぼ打てるようになったので、それぞれの組で演奏発表会を行いました。

練習の成果がみられるのと、人前で太鼓を打つ体験をしてもらいます。

講師の1人がこちら側でフリの実演を行っています。

「がんばれ!ひなちゃん」は1番から3番まであり、全部演奏しても1分半ほど、今回は1番のみ重点的にやりましたが、30分あれば太鼓初めてでも演奏できるようになる事が実証できました。

 

最後は講師による「がんばれ!ひなちゃん」の演奏を観てもらいました。

 

全過程が終わり、質問・感想コーナーを設けました。

太鼓はいくらくらい?とか、むずかしいところもあったけれど楽しく叩けた、とかがんばれ!ひなちゃん以外に演奏曲はあるのか?とか質問が出ました。

 

和太鼓に触れる、リズムを体で打つという目標は達せられたと思います。