掛け合い | 法被衣(はっぴい)の和太鼓な生活

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和太鼓その他のあれやこれやを綴ってまいります。

チーム練習、今「黎明」の完成を目指しています。

新しく追加した掛け合いの部分がどうしてもうまくつながりません。

 

ドゴ→ドゴ→ドゴ→ドゴと八分で掛け合いを行うのですが、入りのタイミングが遅れたり、ドゴが詰まったりして、とんでもなく不自然さを感じてしまいます。

打っている方も不自然さを感じているのですが、どうすればいいのかわからないんだと思います。

 

どうすれば音が自然につながるのか・・・その効果的な練習方法を提示できるのが指導者に求められます。

 

解決する練習方法として、まずは続けて打ってみる。

全員一緒に

ドゴドゴドゴドゴ

これでテンポを共有します。

次に

ドゴうんドゴうん

空拍を意識しながらテンポキープ

次に空拍の位置をずらして

うんドゴうんドゴ

 

音が無い空拍のところもきちんとテンポをとっているか、これを練習で確認します。

ドゴドゴドゴドゴ

ドゴうんドゴうん

ドゴドゴドゴドゴ

うんドゴうんドゴ

とテンポキープしながら続けて打つ。

 

全員が「ドゴうん」も「うんドゴ」もストレスなく打てるようになったら

二手に分け

ドゴドゴドゴドゴ(一緒)

ドゴドゴドゴドゴ(掛け合い)

ドゴドゴドゴドゴ(一緒)

ドゴドゴドゴドゴ(掛け合い)

を繰り返す。

 

さらにこれを全員ではなく2人1組で行う。

全員でやっていると全体に紛れてできている気分になってしまうので、できているかどうかを自他ともに検証します。

 

またウェーブのように音を回して行くのもいい練習になります。

太鼓を円になるように配置、一人ずつ音をリレーして行きます。

ドゴ→ドゴ→ドゴ→ドゴ

 

これがスムーズに繋がるようになればテンポキープのチカラがレベルアップした事になります。

何と言っても音がテンポを保ちながら連なるというのは気持ちがよいものです。

それができるようになれば皆の気持ちもアップする事間違いなしです。