曲の再編集 | 法被衣(はっぴい)の和太鼓な生活

法被衣(はっぴい)の和太鼓な生活

和太鼓その他のあれやこれやを綴ってまいります。

持ち曲の再編集、だいぶ頭の整理が進んでまいりました。

ひとつは太鼓体操と応援太鼓。

太鼓体操は準備体操として開発したもので、太鼓の極意を理解しながら体操ができるという優れもの(自画自賛)。

なおかつ体操の口唱歌で太鼓曲「応援太鼓」が打てちゃうと言う一石三鳥のビックリ企画。

 

このメニューは小学校の特別支援学級で5年前から実施しています。

応援太鼓はひばり学級の名前を冠した「ひばり応援太鼓」として練習・演奏してもらっています。

1・2年生は337拍子のフレーズ、3・4・5・6年生はそれぞれのフレーズ、4年生は掛け合い、5・6年生はソロ演奏がある、というように同じ曲で難易度をあげています。

 

1年から6年まで学年別に1曲として続けて演奏できるように構成しました。

ただし、難点が一つ、応援太鼓としてノリがいま一つ、という致命的なもの。

元々は下拍子が跳ねるテッケテッケだったのですが、太鼓を初めて打つ子にはこのリズムはかなりハードルが高かった・・・。

そこでテケテケというフラットなものに変更、結果ノリがなくなってしまいました。

 

先日、自チームで試しに本来の跳ねるリズムで演奏してみましたが、フラットな曲に慣れているので最初はとまどいましたが、やはり跳ねた方が楽しい。

 

という事で応援太鼓は跳ねるリズムで演奏する事にしたいと思います。

体操は今まで通りフラットなリズムで行い、太鼓の打ち方もフラットな下拍子で。

応援太鼓は別物として扱い、跳ねる曲の方がよいと思います。

 

今月、埼玉の高齢者チームの練習がありますが、跳ねるバージョンで演奏してみて感想をもらおうと思っています。

 

いろいろやってみながら、いいものが残って行くものと思います。

逆に言うと生き残ったもの、伝承されたものはいいものだったからと言えるのではないでしょうか。