和太鼓演奏、端的に言って小さい音は小さく表現、大きい音は大きく表現します。
音の大きさのみならず、カタチも。
小さい音も大きなフリで打っている人もいますが、その原因としては小さく表現しようという意識が薄いからだと思われます。
いつも言っていますが和太鼓は演奏するもの、演奏の演は姿で、演奏の奏は音で曲を表現します。
表現しようとする意志がないと音も形もなおざりに。
親子講座では「おおきなたいこ」の曲に合わせて太鼓を打つ事をやっていますが、大きな太鼓では大きな音、小さな太鼓では小さい音を表現する事をテーマにしています。
子どもは正直なものでこれを体でしっかり表現してくれます。
曲想を理解し、表現する事は演奏には最低限必要な事と思います。
なお、基礎の練習では表現する技術を習得する大切なもの、単調で面白味に欠けますがこれはこれでやっておかないと後々苦労する事になります。
基礎をしっかり身に着けてから表現するところに移行したいです。