和太鼓の間合いと手の練習 | 法被衣(はっぴい)の和太鼓な生活

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和太鼓その他のあれやこれやを綴ってまいります。

和太鼓の音の三要素、テンポ、リズム、強弱の練習メニューを考案中です。

メトロノームの音を聞きながら八分でテンポを刻む。

慣れるまではゆっくりめがよいと思います。

トコトコトコトコ

12345678と口に出してもよいのでカウントする癖をつけます。

これに縁打ちを一個加えて

コトコトコトコ

縁打ちの場所をひとつずつずらして行きます。

コトコトコトコ

トコトコトコ

トココトコトコ

トコトトコトコ

トコトココトコ

トコトコトトコ

トコトコトコ

トコトコトコト

 

慣れてきたらテンポアップ。

 

全員でテンポを共有して打つ、これができたら一人ずつ打ちながら回して行きます。

コトコトコトコ→トトコトコトコ→トココトコトコ→トコトトコトコ→トコトココトコ→トコトコトトコ→トコトコトココ→トコトコトコト→・・・・。

 

一人ずつ打つのはその人がどういう音を出しているのか、左右均等に打てているか、テンポを刻めているか、などが一目瞭然になるから。全員でやっていると音が紛れてその辺りがよくわかりません。

 

次に間合いの練習。

これは「歓喜」の演奏でやっているおろしを使います。

二人一組の掛け合いでおろし、

Aドゴーン→Bドゴーン→Aドゴン→Bドゴン→Aドゴ→Bドゴ→・・・Aドン→Bドン

この時にテンポはAが任意に決めます。

例えば普通にAドゴーンと打ち出したらBはそれを踏襲してドゴーン。

AがゆっくりめでAドッゴーーーンと打ち出したらBはそれを感じ取ってBドッゴーーーン。

Aが早めにAドゴッとやったらBもドゴッと間合いを受け取って打ちます。

 

そんな間合いを感じ取りつつ滑らかに音をつなげて行くやりとりの練習を行います。

その場で任意に二人一組を作り、一組ずつ音を出し皆でそれを聞き合います。

 

演奏ではいつ自分がおろしを打つ事になるかわからないので日頃からランダムの組を作り練習しておきます。

間合いを感じ取る、息を合わせる、大事です。