太鼓を始めた時は御諏訪太鼓の系列からでした。
先日、御諏訪太鼓の講習を受け、手を真っすぐ上に挙げる打ち方を改めて再確認しました。
バチ先を真っすぐ立てるために添えバチという親指をバチに添える打ち方を今はしているようです。
小口大八氏が存命のころ講習を受けた時は打ち方を大きく見せるため、
体を上下させるとも教わりましたが今はかなり腰の高さを安定しての打ち方になったようです。
同じ太鼓、同じ曲でも時間とともに変化して行く事はよくあること。
これは太鼓が生きている証拠で、伝承されるものの宿命であるかも知れません。
ソロの笛のフレーズもかなり変わっていて、吹き手によって変化して行くのは自然の成り行きでしょう。
私は十数年前のCDから笛を耳コピーして吹いているので、現行の笛とはかなり違います。
そのCDに入っている曲も今演奏されているものとは曲のニュアンスがかなり異なっていたり。
そういう事を考えると、太鼓には絶対というものはなく、変わって当たり前と思った方が気が楽です。
伝承されるものは少しづつ変わって行くのはいたしかたない事、ことばでさえそうなのですから
音楽は変形してもそれが正統なのではないでしょうか。
文化は人に受け継がれているうちは生きているわけで、
生きているという事は変化して行くことに通じる、と思うわけであります。