想像上の友達と遊んでいるようで心配です
こんにちは。さおりです。
今日の回答は幼児教育コンサルタントまどかちゃんに
お願いしました
<相談>
4歳2ヶ月の娘が最近「まりちゃん」という
友達の話をします。ですが、「まりちゃん」という
お友達は周りにおらず、よくよく聞いてみると
娘が勝手に
想像で作った友達のようです。
一人遊びをしているときに
「まりちゃん今日はなに食べようかぁ?」
などと独り言をよく言います。
何か発達に問題があるのでしょうか
<回答>
まず一般的に言われている原因は
子どもは3歳を過ぎた頃から
お友だちと遊びたい
という欲求が多くなります。
その欲求がキチンと満たされていないことが
「想像上のお友だち」を作り出すのではないか
と言われています。
ですので、子どもの欲求に答えてあげられる環境
を作ってあげることでなくなる場合もあるようです。
この「想像上のお友だち」は、
海外の研究によると、幼稚園児の25~45%の子どもが
「想像上の友達」とごっご遊びをすると出ています。
そして、時期が来ると自然となくなります。
ご両親にとって、お子さんが急に「想像上の友達」
と遊びだしたら、
何か発達に
問題があるのではないか
など心配になるかと思います。
でも25~45%の子どもはある時期
想像上のお友だちを持っているというデータも
ありますし、また、最新の海外の研究では、
「想像上の友達」を持つ子どもは
持たない子どもよりも、
心理や言語の発達が早い
というデータが出ています。
「想像上の友達」を持つ子どもは
持たない子どもより、
会話の中で対話者が
求めているものを理解する能力
が高いのです。
一昔前までは
発達に関して何らかの異常があるのではないか
とみられてきた「想像上の友達」ですが、
海外の最新の研究では「想像上のお友だち」がいる
ことは珍しいことではなく、その「お友だち」が
もたらす利点が多く出てきています。
「想像上のお友だち」とばかり遊んで、
遊べる環境があるのに、生身のお友だちと
接触がなかったり、幼児期を過ぎても
まだ「想像上のお友だち」に頼りきりだったり
などがある場合は専門家に相談するのもよいでしょう。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
ハッピーペアレンツメンバーになると
質問が出来るようになりますよ!
選ばれると各専門家から
アドバイスがもらえます
メンバー登録はコチラ
☆☆大好評!のハッピー親力チェック☆☆
子どもへの関わり合い方、干渉度、
ストレスチェック、母性、父性の割合など
詳しい 5ページにわたる解説付きで1600円
携帯用:http://happyparents.jp/mobile
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
Infants and Children, 2005
Imaginary Freinds,New Scientist, 2006
Good Story: Children With Imaginary Companions Create Richer Narratives, Child Development, 2009
<参考文献>