キャスティングと言えば、放送前から定子役を高畑充希が演じるということに違和感しかなかったのですが…昨日の場面を見て、ようやく納得しました。年齢の件については、今でも???ではありますが(高校の時に習った記憶だと20代前半で若くして亡くなったとのことだったので)、あの気品、美しさ、賢さ、愛らしさを兼ね備えた姫を演じられる女優さん、確かに他に居ないかも。できることならば、20代前半の女優さんで居なかったのかしら?とは思うのですけれど。
有名どころの若手女優さんたちが、こぞって20代後半から30代になってしまってますね💦
同様に、伊周役の三浦翔平もどうにかしてって思っているのですが。
元服前の少年役を30代半ばの俳優がやるのは、ちょっと厳しかったですよね💦こちらこそ、20代の若手俳優にお願いしたかった。
なんて、好き、面白いといいながら、キャスティングに対する批判ばかりですが
そんなことより、ストーリーが面白いので、中盤の展開も楽しみです。
そして今期から見始めたのが、朝ドラ『虎に翼』。
舞台は昭和初期、女性初の弁護士となった方がモデルになってる話とのことで、興味があって見始めました。
理解していたつもりでしたが、戦前までの法の下での女性の地位の低さといったら。今の時代に生きられて、私は幸せだったなと日々思わされています。
昭和の時代の最後に小学生生活を送っている世代なので、男尊女卑の経験は今の子どもたちよりはありますが。
本日放映のクライマックスシーンより。
このお二人、女学校時代は同級生で親友だったのに、右側の女性が伊藤沙莉ちゃんの兄と結婚したため(もちろん本人が望んで)、小姑と兄嫁の関係に。二年が経ち、大学生活を謳歌している主人公に対して、主婦見習いの嫁として家事に追われる毎日。この日は主人公の友人から女中と間違われてしまったり…女の幸せって何?と自問するかのような表情になってしまって…
そう思うと、奇しくもNHKを代表するふたつの大型ドラマが両方女性の生き方に主軸を当てた作品になっているというのも、今の時代を反映してのことなのかもしれませんね。どの世界や職場でも数的男女平等である「50:50」を求められ、そこに近づける姿勢を見せることがトレンドになっていると言っても過言ではないように思うので…
現在働いていない私が言うのもなんですが、有能な女性は数多いると昔から思っているので、もっともっと世の中で活躍する女性が増えたらいいなと願っています。
私の時代でようやく優秀な女性たちが真の意味で活躍できるようになって来たので、息子たちの時代にこそ、対等になっているといいですね。
そういえば今思い出しましたが、長男の中学校の卒業式の送辞も答辞も(要するに新旧生徒会長)、高校の入学式の歓迎の言葉(生徒会長)もそれに対する挨拶も(恐らく高校主席の子)も全員女性でした。昔から共学にして女性が活躍する学校ではありましたが、これほどかともちろん言語能力は女性の方が長けているという点もあるとは思いますが。
これからの社会でより多くの女性が活躍するためには女性の能力以外に、社会の体制や女性に対する配慮(今日の朝ドラでも話題になっていましたが、月経のことや出産、産後の女性ならではの足枷について)も必要だと思いますが。この辺りを女性のみならず、少子化を迎える社会として、本気で取り組むことによって未来の日本が変われるのではないかと思います。
とりとめのない内容になってしまいましたが
最後はお写真ないのも寂しいので
春爛漫の風景を♡