私は昔よく
「自分が自分以外の人だったらいいのになぁ」
と思っていました。
例えば、クラスで1番可愛い◯◯ちゃんとか
おもしろくて人気者の◯◯ちゃんとか
街で見かけた見た目が好みすぎる名前も知らない女性とか
あーーー、私もあんな風に生まれれば良かったのになぁ。
あんな風に見た目が可愛かったらなぁ。
コミュ力高かったらなぁ。
おもしろかったらなぁ。
才能があったらなぁ。
頭が良かったらなぁ。
堂々とできればなぁ。
そんな風に思ったことは数知れない。
そして今でも自分に「自信がある」とはとても言えない。
よく失敗するし、周りとズレていることも多いし、出来ないこともたくさんあるし、そういうことを「関係ない❣️」と一蹴するほどの強さもない。
自信を身につけた訳でも、
心の強さを得た訳でも、
悟った訳でもない。
だけど、あるときから私は
「自分が自分以外の人だったらいいのになぁ」
とは、不思議なくらい思わなくなりました。
私の場合、その変化は「何かを得たこと」によるものではなく、ただ単純に
人生というものの前提を変えたから。
「前提」とは・・・
ある物事が成り立つための、前置きとなる条件。
以前の私は、こんなイメージを持っていました。
人生というものに参加するために「私」というキャラクターが生まれた。
まず人生というものに参加することが決まって、そのときに好きなキャラクターを選ぶことができる。
だからずっと「なんで私は私なんて選んだんだろう!?」という感覚で「もっと他のキャラクターを選べば良かったのに!」と思ってた。
だけど、それがこんな風に変わった。
「私」というキャラクターが生まれたから人生に参加することになった。
続きます😎