一昨日は赤ちゃんの検診へ。

 

先月が4ヶ月検診だったんだけど「首の座りがもう少し…」とのことで、今月もう1度見てもらうことになっていたのです。

 

この1ヶ月の間に首も座り、検診も終わって良かった

 

 

 

 

 

 

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この1ヶ月で頭を持ち上げられるようになりました。

 

 

 

 

 

 

赤ちゃんも今月で5ヶ月。

 

「もう5ヶ月かー」なんて考えていたら、子供のことについて気付いたことがあります。

 

 

 

 

 

 

1人目を出産したときは、産後3ヶ月頃にParisに行って

 

その後も毎月のように東京に出張に行っていました。

 

もちろん行きたかったから行ったし、仕事をしたかったからしていたし

 

それができたことは本当に良かったと思ってる。

 

その都度赤ちゃんを見てくれていた家族にも本当に感謝しています。

 

 

 

 

 

 

ただ、

 

「行きたい!」「やりたい!」「経験したい!」

 

そんな想いの奥の奥の奥ーーーの方にあるもう一つの気持ちを

 

当時はずっと見ないようにしていたなぁって、最近になって気が付いた。

 

 

 

 

 

 

当時の私の中には

 

子供と離れることができる私ってかっこいい。

 

そんな気持ちがあったのです😂😂

 

 

 

 

 

 

逆に言うと、

 

子供を理由に好きなことを諦めるなんてカッコ悪い!

 

出産したからって行動を制限するのはカッコ悪い!

 

子供と離れるのが嫌で「やらない」を選ぶなんてカッコ悪い!

 

そんな気持ちがあった。

 

 

 

 


 

その頃の私は今よりもずーーーっと全ての物事に対して

 

白黒つけたい。

 

そんな想いが強かった。

 

「自分の中にある全ての気持ちを大切にしている」

 

自分ではそう思っていたけれど、排除していた気持ちがたくさんあったんだと思います。

 

(数年後の私が今の私を見ても同じように思うのかもしれないけど)

 

 

 

 

 

 

本当に自分の気持ちを見ていたら、

 

「行きたい!」「やりたい!」「経験したい!」

もっと自分の時間が欲しい。

早く保育園探さないと。

母乳よりミルクの方が自由になれる。

ずっとゴロゴロなんてしてられない。

もっとやりたいことがたくさんあるのに!

早く前みたいに動けるようにしたい。

 

そんな気持ちと同時に存在していた「まったく別の気持ち」も同じように見ていたはずだから。

 

 

 

 

 

 

ほんとはずっと家にいたいよ。

1日中あなたの寝顔を見ていたいよ。

自己実現なんてどうでもいい。

保育園なんて入れたくない。

母乳が出るなら母乳でいいじゃん。

先のことなんて何も考えたくない。

ずーーーっとこうして何もしないで一緒にゴロゴロしていたい。

 

産後の私の中には、そんな気持ちも同時に存在してた。

 

 

 

 

 

 

「気持ち」って本当は白黒付けれるものなんかじゃない。

 

だけど

 

こう感じてる私はかっこいいけど、こう感じてる私はダサい。

 

自分の中にそんな線引きがあると、自然と気持ちに白黒付けていたりする。
 
 
 
 
 
 
ダサい自分になりたくないから。
 
かっこいい自分でありたいから。
 
そしてそれは「自分の中で」というよりも、外側の誰かに向けたポーズだったりする。
 
 
 
 
 
 
出産しても変わらない私ってかっこいい(でしょ?)
 
子供と離れて好きなことをしてる私ってかっこいい(でしょ?)
 
やりたいことを諦めない私ってかっこいい(でしょ?)
 
 
 
 
 
 
そういう気持ちを原動力にすることが悪い訳ではないけれど
 
自分が目を向けていない気持ちはずっと私に見てほしくて、色んなカタチでその存在に気付いてもらおうとし続ける。
 
急に全てをやめたくなったり、
 
誰かの言動が無性に気になったり、
 
立ち止まるしかないようなことが起きたり・・・と。
 
 
 
 
 
 
「気持ち」とは白黒付けれるものなんかじゃなく、曖昧で混沌としているグラデーション。
 
 
 
 
 
無理やり白黒付けようとすると、いつか必ず
 
自分が作ったその枠に収まりきらなかった気持ちたちが目に見えるカタチで現れる。
 
 
 
 
 
 
白と黒の中に収まりきらないたくさんの気持ちたち。
 
もちろん全てを見るのは無理だと分かってるけど、ぜーーーんぶをまるっと受け止めようとする。
 
その姿勢だけで自分の中に癒しが起きるんです。
 
 
 
 
 
 
白黒付けないとハッキリしなくて気持ち悪い。
 
ずっとそう思っていたけれど、
 
グラデーションのままにしていた方がシンプルで、楽で、肩の力が抜けて心地よい。
 
そんな事実に気付いたのでした。