過去を振り返りつつの、今 | 子育てしながら◆公認会計士試験◆

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長年、受からない自分に、自分でもどう向き合うのか迷います。

 

長引いている理由はいくつかあります。

 

言い訳がましく聞こえるので、あえてそこは書かないことが多いですが、今日は少し自分の中の整理の意味も含めて、書こうと思います。

 

私も、「受からなさすぎる」「かたちだけの勉強になっているだろ」というツッコミはあります。

 

ただこれは家庭を持って受験をしている場合には、ここを乗り越えなければ合格は難しいだろうなと思うところもあるので、一旦、私の事例をさらけ出したいと思います。

 

 

 

まず、PTSDからの影響で、物事を暗記するのが難しい時期が数年続きました。

 

でももうここは、脱出しています。

 

暗記ができない時期を振り返れば、本当にあの頃はおかしいくらい覚えられない時期があったなと思いますが、今は40代で普通に忘却しやすさはあるものの、もう通常モードです。

 

暗記が弱いとすれば、それは己のやり方や回転の少なさなどが起因しています。

 

 

 

それよりも家族がいて受験をする中で難しいことは他にあります。

 

まず、回転期間が間延びしやすいということ。

 

どうしても、どかっと勉強できない分、2回目に入る頃には忘れています。

 

勉強の回転を、ただ満遍なく1回転目が終わって2回転目と、順番に解くのではいつまでたっても定着しないと思うようになりました。

 

最近は、1回目を解いた数日後・数週間後に2回目のタームを気にしながら、進めています。

 

 

 

あとは、子どもの病気が急に勃発するケースです。

 

子どもの風邪って、熱が出ると1週間ぐらいは普通につぶれることも多いです。

 

すぐに元気になる子もいれば、熱が下がっても食欲が戻らないなど、目が離せないタイプの子どももいます。

 

アデノウィルスなどの場合は長いですし。

 

それと我が家は、娘が病気になって看病につきっきりの年もありました。

 

特に問題なのは、子どもが回復したらすぐに勉強を再開できるわけでもないという点。

 

勉強計画を練り直すこともありますし、気持ちがついていかないこともあります。

 

私の場合、気持ちの切り替えが難しい時期がありました。

 

子どもがこんなにしんどいのに、私は自分の勉強をしていいのだろうかと罪悪感におそわれることもあります。

 

 

 

子どもだけでなく、自分や配偶者の実家関係でばたつく年もあります。

 

なにか家庭事情が出てきた時、全面的に家族の誰かがフォローしてくれたらいいのでしょうが、親族関係の矢面に立って動く時も出てきます。

 

 

などなど、「1年を通して平穏無事に受験をまっとうできる年」というのは、ほぼないことが多いのかなというのが、私の印象です。

 

 

でもそれは、私が周りに気を使いすぎるから。

 

いろいろ起きても、ある程度無視するとか、ばっさり腹をくるとか、気にせず突き進むとか、そういう心の強さがないと、いつも何かに揺り動かされてばかりで合格できません。

 

 

一番は、この広い範囲の中、それを直前期にしっかりと合格できるだけの精度にアップグレードさせるということです。

 

直前の数ヶ月、有無を言わさずに、やりきることです。

 

 

 

私はそのメンタルが弱かったと思っています。

 

実は年々、モチベーションは低下し続けています。

 

40代に入って、自分でも驚くほど内面が保守主義になりました。

 

しばらく、守りに入っている自分のメンタルに悩んでいました。

 

特に直前期には、守りから積極性を持って論点を一つ一つ固めていかないといけないのに、平穏な心持ちで「できることだけ」をやろうとします。

 

踏ん張りがきかないメンタルが、しばらく続きました。

 

 

やっぱり受験期間中は、日常とは違って、ある程度は自分の中で鼓舞しながら取り組まないと、このヘビーな状況を前に進むことはできません。

 

すごく眈々としながらも、心の奥底は強い気持ちがないと。

 

受験が長期になればなるほど、「必ず合格する」「絶対合格させる」というフレーズを抱え続けるのはしんどいと思うようになりました。

 

でも、強い気持ちがないと受かるレベルまで自分の勉強を高めるのは難しいです。

 

 

でもなぜか不思議と、今年に入ってからは、気持ちが上がってきています。

 

保守主義に守りに入ろうとする自分がなくなり、自分で勝負する気持ちが強くなっています。

 

メンタルなのかな、バイオリズムなのかな、ホルモンバランスなのかな。

 

 

 

いずれにせよ・・・

 

メンタルのコントロールが、こと家庭持ちの受験生には難しい領域と思います。

 

家族のことをいつも気にしてフォローすること、家庭に時間を割かれても苛立たずに事がおさまれば勉強に戻ること、自分の中には強い合格への灯火を持ち続けること、これを両輪のように持ち続けて、そして「今年は突破する年」「今年は子どもを守ることを優先する年」など見極めながら、「ここぞという年に突き進む」という粘り強さとタイミングが必要になってくると思っています。

 

税理士試験が楽だとは思いませんが、1科目ごとに受験できる税理士試験の方が、そういう意味では突破の年をねらっていけると思います。

 

とはいえ税理士受験生でも、毎年どの教科も同じように突破できるわけではなく、やっぱり自分と自分の家族のタイミングで集中度を調整していると思います。

 

 

ただし、私がしたいのは税理士ではなく、会計士なので。

 

「だったら税理士の方にすれば」というアドバイスを時々いただきますが、私は監査をしたいので、税理士受験は一切考えておりません。

 

戦う土俵は、あくまでも会計士受験である以上、自分が適合していかなければいけないのも、会計士受験の頭だと思っています。

 

 

 

でも今は、これまでと違う空気を感じています。

 

夫と自分を切り離して考えるようになってからは、自分で踏ん張る気持ちに変わりました。

 

今は家庭のことで考えなければいけないのは、娘の中学受験ぐらいです。

 

娘のことは、「夫と一緒に意見を合わせながら」と思っていましたが、基本的に、私が娘の気持ちをしっかりと汲みながら、私の意見で進めると決めました。

 

 

「自分で決める」ということが一気に増えました。

 

その結果、気持ちとしては迷いが消えました。

 

 

あとは、勉強を実際に積んでいくこと。

 

弱い自分の勉強スタイル、ダラダラと勉強をする悪い癖を抜いていこうと思います。

 

自分で決めて、自分で動かす。

 

これがいちばんの根幹だなと自分では思っています。

 

 

やるべき勉強としては、実は「やること」は明確になっています。

 

自分の中で「ここまで仕上げるべき」と思っている具体的な内容は、CPAのベテラン講師の先生から「そうだよ、そのレベルまで上げるんだよ」と一致しています。

 

どう仕上げるかのイメージは固まっているので、もちろんまだ演習が足りていない論点をいくつかあるので、それを埋めつつ、やることははっきりしていると思っています。

 

 

今は、自分を監視する目が少ないので、そこは改善しないといけないと思っています。

 

できない自分も含めて、さらけ出していける講師の先生の予約、頑張ってとります。

(人気講師はほぼとれないのでがんばります。)

 

 

あと、管理計算のチューターさんで、安心して色々質問してピンポイントで回答くださる、波長の会う方も見つけたので、図々しさも発揮させて質問バンバンします。

 

 

よし。

勉強も動かす!

 

Xの方ではかなり書き散らかしていますが、仕事がけっこう闇鍋を掘り返す感じだったので。

 

仕事が落ち着きつつある2ヶ月目、自分のベクトルをしっかりと勉強に戻します。

 

 

 

いつも読んでくださり、ありがとうございます。