続・期間終了|社会人受験生 | 子育てしながら◆公認会計士試験◆

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昨日のブログは暗くなって、また昔のことを書いたりしちゃって、ごめんなさい。

 

本日は決して早くはありませんが6時半に起床し、体も動き、そして頭痛からも解放され、気持ちの良いスタートを切ることができました。

 

あ、でも待って、ここ数日溜め込んだ家事のいろんなことが棚上げで残っています。

 

 

 

 

続・講義期間終了

 

講義が一旦契約期間終了したことを昨日は書きました。

 

そのことにプラスして、追記がまだありました。

 

 

まず、期間終了後もログインIDは健在です。

 

 

もちろん、WEB講義へのリンクは切れています。

 

「計算コンプリートトレーニング」も22年版で購入したものなので、同日8月末日に期間終了しており、こちらの講義アクセスも同時にできなくなっています。

 

 

WEBテキストへのリンクは、受講生サイトから飛ぶと自動的に22年IDでログインされます。

 

ただし、ログインを保っているものの、棚にあるのは23年テキストの見本が、各科目1冊ずつだけになりました。

 

22年のWEBテキストは全部消去されているので、もし、直接WEBテキスト上に書き込みをしている場合は、それらも一緒にdeleteされていることになります。

 

まあ、ほとんどの人はPDFでダウンロードして、iPadのGoodNotesなどに組み込んで書き込んでいると思われるので、特に問題はないのかなと思います。

 

 

あと、個人的に一番嬉しかったのは、受講生サイトにログインできることで、訂正表が今後も確認できることや、22年の成績表がサイト上に保管されたまま、いつでも利用できる状態がキープされている点です。

 

いちおう、この訂正表と答練の成績表が取り出せなくなることをおそれ、契約が終わる前に、ここの資料は全部ダウンロードしておきました。

 

とはいえ、いつでもあって取り出せることはすごく安心材料になっています。

 

ちなみにログインはキャッシュが残っているから入れるのかな?と思ったので、念のため、一回ログアウトして、再ログインを試みた上で入れていますので、ご安心ください。

 

ただしこれがいつまでログインできるかは未確認なので、本日2022年9月6日の情報ということで、ご了解ください。

 

 

 

 

講義を聴きたい

 

実は、私が簿記を始めたころは、世の中はWebで講義を受けるスタイルまで時代は進んでいなかったため、ライブ授業かDVD通信でした。

 

そのため、DVD通信にすれば、たとえ受講期限が切れた後でも、その講義はDVDで聴ける状態にあったんですよね。

 

もちろん、本試験の範囲は毎年のように変更されるので、内容については自己責任です。

 

ただ、簿記の授業の場合はそんなに毎年のように範囲変更や改正があったわけではないので、旧DVDでも十分に勉強になったなと思います。

 

それにDVDが期限切れ後も聴けるというのは、時間がない中で全部聞き切れない主婦や子育て中の私にとっては、すごくありがたいことでした。

 

 

あ、だけど、CPAの本科生のコースの中でも初学者コースの人たちは、2年コースが終わった後も講義視聴が1年延期できるそうなんです。

 

一方、学習経験者の上級コースは容赦なく、見れなくなるということなんですよね。

 

痛い・・・

 

追加料金で「講義だけ」でも聴けるようになれたら嬉しいのですが、現実はなかなか。

 

 

 

私は、基本的にはCPAには不満はほとんどないし、すごく運営も改善されているなと思いますが、ただ、まだ幾つか「これでいいの?」はあります。

 

たとえば。

 

以前、水道橋校舎が開校する年にLECからCPAに移籍したんですが、学習経験者の上級コースを進められたものの、全くついていけませんでした。

 

もちろん移籍する前に、事前に、どのコースにすべきかを相談していました。

 

私の場合、一部の管理の講義や企業法や財務理論(財務諸表)の講義がちゃんと受けられていなかったので、2年コースでしっかり学び直して、基礎から勉強したいと希望を出しました。

 

でも、上級コースで対応できるからということと、当時は水道橋校舎には上級コースしかなかったからなのか、学習経験者コースをおすすめされ契約したんです。

 

ところが、圧縮講義のテンポの速さと基礎が省略された内容では基本的なことがわからなくて、全くついていけず、すごく困ってしまって。

 

完全に1年間フルで手つかずで溶かした年もありました。

 

(ちなみに当時は、上級コースは圧縮講義のみでレギュラー講義がついていなかったというのもありましたが、今は上級コースにはレギュラー講義がついています。)

 

しかも、LECから移籍した他の子ともお話しする機会があったのですが、その人たちも上級コースを薦められたものの、ついていけない分からないと言っている子が何人かいました。

 

 

今も、前予備校での学習状況をきちっと把握した上で、一人一人に最適なコース案内ができているかという点では、時々「荒いのかな」と思う場面をちらっと見かける時があります。

 

1年で蹴りをつけるという「短期」戦略のメリットはわかるのですが、実情と本人のそれまでの実態とを考慮すると、「上級コースにはレギュラーもついているから大丈夫」っていうのは、安易な解決策だなと私は思っています。

 

基礎期がしっかりと培っていないままで移籍した場合は、レギュラー答練を受けずして、いきなり確認答練だけでOKでしょというのは、荒いと私は思います。

 

期間的に1年で大丈夫なのか、レギュラー答練を受けて実力を確認しながら進める必要はあるかないか、そういう丁寧さはあってもいいんじゃないかと私は思っています。

 

 

 

それから、ママ受験生の場合だと、1年でけりをつけたいという強い意志で取り組む人もいれば、2年という期間の中で少ない勉強時間でも確実に合格させたい、と思う人もいます。

 

その一方で、上級コースは1年契約なので、どうしてもママ受験生にはフィットしたコースとはちょっと言い難いなというふうに私は思っています。

 

現実に対してコースのあり方が、あまり実情に即していないなと思うんです。

 

 

たとえ毎年「今年で蹴りをつける」と思っても、1年の中で、子どもが病気になっただの、実家が揉め事が出てきただの、不慮な出来事に振り回されるのが家庭持ちの常なので、一概に、上級コースで1発1年内に合格を決めきれない場合も出てきます。

 

ママ受験生と書きましたが、最近は、社会人の方、しかも家庭持ちの男性社会人の方が日本の公認会計士試験にチャレンジする人を、Twitterでもよく見かけるようになってきました。

 

長期リスクを背負っている立場で、ん十万のコースを1年で契約するのは勇気がいりますよね。

 

 

簿記の力がある方、簿記2級をとっています、なんなら1級も合格しています、みたいな方が社会人をしながら会計士のコースに入ってきて、短答は合格したけれど論文はハードルが高いです、ということもよく聞くようになってきました。

 

会計士試験のように、時間が豊富にとれるor勉強時間が取れる人ほど優位だというような、範囲がめっちゃ広い資格試験の場合は、特に勉強の難易度だけでなく、環境そのもので受験期間が左右されてしまうケースが散見されます。

 

決して本人の努力不足ではなく、ちょっとしたアクシデントや家の不可抗力事項で、すぐに受験が伸びてしまいがちです。

 

家族持ちの場合、合格するのに期間が伸びやすい上に、今ある資格学校のコース体系に合わせようと思っても、現状、なかなか厳しい学校システムだなと思います。

 

基本的にコースの作りが、大学生向け・社会人向け(新卒数年後の単身の人向け)だなというのが、特にこの公認会計士試験の学校の特徴だと思います。

 

 

ちなみに、これでもだいぶ社会人にも優しくなったなと感じています。

 

ちょっと前だと、「社会人で受かるのは無理です」って、コース相談に行ったら平然と言われたという話をTwitterでも見かけるような業界だったんですよ。

 

最近は流石に聞かないですが。

 

逆に最近では、社会人も頑張りましょうとサイトを見かけるぐらいです。

 

社会人の合格体験記も普通にサイトに載っています。

 

社会人の受験者数の割合も、ここ数年伸びてきているという現実もあります。

 

 

ただ、これは私個人的な意見ですが、社会人でも、単身社会人と家族持ち社会人とでは事情が雲泥の差になることには注意が必要です。

 

それぞれ一括して「社会人」だけで語るのはあやういなと思います。

 

ちなみに私がずっと語っているのは、もちろん家族持ち社会人と子育てママ受験生です。

 

 

ただこれも一つの現実なのですが。

 

これだけ「範囲が広い」試験の場合は、やっぱり大学生・専念生が優位なのは自明の理です。

 

たとえば1科目の全体に目を通すのに、1日10時間取れる人が3日で頭に入れられてどんどん次の科目にとりかかれる場合と、1日5時間とる人が7日かかるのとでは、差が出てしまいます。

 

わかっています、「優位かどうか」という話であれば、家族持ち受験生は不利です。

 

 

でも、そういうことは分かっていて自分が不利だということを考慮に入れても、時間がかかっても合格したいという社会人子育て家族持ち受験生は必ずいるんですよね。

 

そういう人に適したコースっていうのは、今の段階では、ちょっとどこの学校にもないんじゃないかと私は思っています。(他の学校はあまり知らないので断定できませんが。)

 

 

あとは、何度か書いていることですが、社会人子育て家族持ち受験生向けの「合格戦略」を持っている学校はないですし、個別にそういうのがアドバイスできる講師の方というのもいないのが、それももう一つの悲しい実態かなと思います。

 

ちなみにCPAでは、植田先生がたまに雑談で40代50代の合格者の話を出しているのと、高野(大先生はご自身もご家庭持ちで育児にも積極的でいることから、このお二人からは、生身の話は聞けるかと思いますが、あとは他にはなかなか、う〜ん思いつかないです。

 

 

2年コースではなくてもいいから、少しでも合格確率の高くなる勉強方法や学習計画を立てられる人が出てきたら、そりゃあもう、万々歳です。

 

どういう視点で、どういうメンタルケアをしながら、自分の目標を射抜くかを、そこを一つの王道や戦略として語れる方が出てきたら、これは最高なんですけれどね。

 

 

本当は、家族持ち受験生の合格体験記などもあれば知りたいところです。

 

私が知る限りでは、社会人で家族持ちの方達の合格メッセージを読んだことはありますが、家族の支えがあって、専念の人と同じように勉強ができて、学校の提示している学習戦略をしっかりこなせて合格しました、というものしか見たことないです。

 

いまのところ私も、夫に協力を仰いで、勉強時間を作っている戦略が主軸です。

 

でもいつか・・・

 

この書いた記事を、来年・2年後・3年後に読んだ時には、「何言っていんだ」と思ってもらえるような、戦略的な合格の王道が出てきていれば、すっごく嬉しいなと思います。

 

 

ということで。

 

 

 

・・・また頭痛がしてきた。

 

でも今日はできるだけ溜まっている課題を終わらせます。