これまで、夏休みらしい夏休みをしてこなかったなと思います。
20年も21年も、世の中はそんな感じじゃなかったですし。
16年(娘/年少)〜19年(娘/小1)は、夫が中国に行っていたので、わたし一人でいろいろ出回ることもなく、そういう意味でも、夏休みというものは今までなかったも同然でした。
でも娘も小4になり、それまでの小さい頃の「そんなもの」という感覚から、成長したんですよね、「出かけたい」という欲求がしっかりとありました。
ただ、時代の子だなと思うのは、「人混みの少ないところがいい」という希望も。
夫は「涼しいところがいい」と主張しましたが、遅まきの夏休み計画だったので、涼しい地域はどこもホテルが満室か、目が飛び出るほど高いところしか残っていませんでした。
ということで、出た結論が「東京に旅行」でした。
親から見ればお隣ですけれど、娘にはれっきとしたお出かけになります。
お盆は都内の方が人が少なくなりますし、場所を選べば感染の危険性も低くなります。
東京1泊旅行
[1日目]
*密室・謎解きハウス(予約1番目)
*かき氷
*湯島天満宮
*もんじゃ焼きでお昼
*水上バス
[2日目]
*大観覧車
*水陸両用バス(台風接近で荒天で欠航)
*たこ焼きミュージアム
*トリックアート迷宮館
*お化け屋敷
かなり充実した旅になりました。
謎解きハウスは家族で密室に閉じ込められて、そこから脱出のゲームです。
かなりいいところまで行きましたが、最後にタイムアウトで出られませんでした。
夫がすごく悔しがっていましたが、内容的に面白かったので大満足です。
娘も直感がうまく働き大活躍ましたが、後半は「わかんな〜い」って連発して、逆に親の方が後半から気合が入って、そして最後間に合わず夫が悔しがっていました。
謎解きは密室ですが予約1番だったので感染の危険性はほぼなく、かき氷やもんじゃ焼きといった食べるシーンはもうこれはどうしようもなく、あとは、湯島天満宮も青空の下の参拝なのと、水上バスはひたすら気持ちよく、1日目はかなり気を楽にして遊べました。
湯島天満宮
湯島天満宮はみんなもご存知の学問の神様、菅原道真を祀っています。
絵馬は書いて神社に掛けて、あとは有名な学業札を自宅に持ち帰りました。
この五か条書きに心打たれて、これを目当てに参拝に行ったようなものです。
遠方の人向けに郵送もしてくれるようなので、リンクを貼っておきます。
絵馬には受験日も書いて、短答式で終わろ・・・いやいや論文もあるじゃないか!ということで、慌てて論文も記載したら、『合格祈念』が真ん中より後ろになってしまいました。
2日目は、お台場で水陸両用バスに乗る予定で、娘もすっごく楽しみにしていたのですが、まだ台風は遠くにあるものの、やや波が出ており、おそらく一般的なクルーザーと違って波には弱いのか、欠航になってしまいました。
それもあって大幅に計画を変更して、まずは大観覧車に乗ることに。
クーラー付きの箱もありましたが、曇りだったこともあってクーラーなしの箱で窓を全開にして乗って十分気持ちよかったです。(あ・・・降りるときに窓を閉めるのを忘れたかも。)
あとはデックス東京ビーチに移動して、遊びまくりました。
最後のしめくくりは、お化け屋敷。
実は、平塚の七夕まつりに行ったときに娘が「お化け屋敷きてるかなあ」って楽しみにしていたのですが、基本的に出店はなしということで今年も営業しておらず悔しがっていたこともあり、ついに念願のお化け屋敷です。
お昼前後は行列だったのですが、帰るところでふと見てみると待ち時間がほとんどなかったので、じゃあやりましょう!ってなりました。
父・娘・私、の順番です。
ぜ〜ったいに、私の背後からくるにきまっているわけで。
わかっていても、寿命がちぢみましたよ。3日くらい。
楽しみにしていた娘は、親の真ん中で「よくわかんなかった」と言っていた割に、「もう二度と入らない」と言っていたので、そんなもんよね〜と内心ニヤニヤしちゃった。
コロナ対策
いちおう、大流行中の都心に向かうので、いろいろ準備しました。
まずホテルで朝起きたら検温できるように体温計と念のためのパルスオキシメーター。
あとはもし発熱しても自力で対応できるように、アセトアミノフェン系の解熱作用が含まれている市販薬の大人用と子供用も持参。
下着もプラス1セット多めに。
(ホテル自粛で宿泊延長になってもいいように。)
家に帰ったら熱が出たという時の対策に、OS-1を6本と、ゼリー系を6個。
それとイオンでネット宅配できる準備として事前確認など。
パルスオキシメーターは、流行の波がおさまっている時期にネットで検索すると普通に買え、市販薬とOS-1は、在庫がありそうだなというときに近所のドラッグストアで購入していました。
それに1日か2日しのげたら、あとはイオンで配達してもらえるし、2軒向こうに住むご年配のご夫婦のお宅と協定を組んでいて、「お互いどちらかが罹患したら買い物役をする」というお約束をしています。
以前から仲良くさせてもらっているので、先方からご提案いただいたときに快諾しました。
とういことで、我が家では、罹患したとしてもできるだけ社会にご迷惑をおかけしないように、水も多め、防災用も含めレトルトを時々食べて回して、自宅にこもれるようにしています。
そうそう。
実は1泊2日で遊んで帰ってきた翌日、夫が37.1を出したのですが、これが予測式の体温計(忙しい朝用)なので、別の実測式の体温計で測りなおしました。
実測式だと、一日中36度前半だったことと、症状も他なにもなかったですし、とりあえず胸をなでおろしました。
そういえば以前から娘がゲームや勉強をした直後に検温すると、予測式だとすぐに上振れして37度近くになるんですよね。
そのまま10分ほど予測式を脇にはさみ続けていると実測式になるので、そうすると軽々36度台前半まで下がることからも、予測式はやっぱり予測なんだなあと思います。
試験に向けて
最後に、試験に向けての「抱負」を。
私、こういうレジャーってほとんど経験がないんですよね。
今回こうして家族みんなで遊んで、すごく楽しかった。
妄想で、沖縄に3日くらい行ったら旅費はどれくらいかな、京都もいいな、海外に行ったらどのくらいかかるものなのかなとか、そういうのを初めて調べました。
うぉ〜、けっこう3人家族でもかかるものなのね。
って思って出かけた1泊旅行。
東京は今は宿泊費が嘘みたいに安くなっていて、ビジネスホテルより、もうワンランク上のシティホテル系が一番お手頃になっていました。
それでも、遊びまくって食べまくったので、全部を計算したらかなりの額に。
だけど、それをもってしても、とにかく大満足だった!
家族旅行、すごく楽しいじゃん。
そうかぁ、こういうところに「お金は使うもの」なのねぇって。
私の母は、戦中生まれで、遊ぶということに罪悪感があるようで、私が子どもの頃はお出かけなんてほとんどしなかったんですよね。
母が自営業という働き方だったのもあって、週末にちょこちょこと仕事を片付けていたりするのが普通で、「遊びに行こう」という感覚が全く育たなかったなと。
しかも、私も大学卒業旅行にも行かなかったし。
すごく恥ずかしいんだけど、わたし、パスポートとったことないんですよね。
海外に行く機会が皆無だった。
大学時代に、英会話のイーオンにも通っていたのにさ。
「遊ぶ」っていうことが、正直よくわからなくって。
でも、今回こうして家族で遊びに出て、「これか!」って思っちゃった。
これ、これよ。
ちゃんとお金を稼いで、それで遊んで、たくさん笑う!
そのための、私の勉強です。
そうそう、これもれっきとした動機になれるのよ。