ぽかぽかと、陽だまりのように優しい暖かい部屋で、勉強できる環境がようやく整いました。
わんわんにゃんにゃんが、オイルヒーターの周りでお昼寝するのがよくわかる、じんわりとした暖かさです。
昨日は、駅の方に通院しているかかりつけのクリニックで診察を受けたので、そのついでに商工会議所にも寄って、2級の合格証書も受け取ってきました。
156回という難化の回で合格したのでバーンと撮りたいところですが、なにせ私の目標からすれば当然に合格すべき級ということで、これを自慢するのは時期尚早かと。
巷で見かける合格証の写真は控えることにしました。
その代わりというほどでもないですが、2月に再度1級をチャレンジして合格した暁には、あるいは短答式が合格した暁には、はたまた論文式が合格した暁には、並べて撮ることにしました。
1級もしくは短答が受からないことには、2級の合格証が日の目をみることがなくなるので、そうはならないよう、さらに先の合格を目指して、邁進したいと思います。
正直、されど2級、私には大きな一歩でした。
私には、「検定や試験の合格経験が乏しい」という負い目があります。欠点というか。
英検の受験はふわっと受けてなんとなく合格していたものの、自分の力量よりも上位の級は落ちましたし。
大学受験も何度も失敗して、試験対策も万全ではなかったですし、受験勉強らしい勉強も満足にできず、浪人してなんとか合格したので、達成感が低かったです。
点数に向き合う経験も、乏しい。
点数に向き合って、自分の甘さに鞭を入れることもなく。
でも今回の2級は、「さすがに落ちるのはまずい」と思って、事前に過去問を解いたり、新たに試験に採用された範囲の仕訳もインプットして、ちゃんと対策しました。
ちゃんと対策をして合格した、という意味では人生初!?
人生初は言い過ぎなんですが、でも体感としては、思い出せる範囲の中では、久しぶりに達成感を得ました。
きちんと出来たことへの安心感と、それから何より、何度も書きますが、達成感が大きいです。
自信をつけたというほどではないですが、やっと一歩を踏み出せた実感があって、自分の背中を押してくれています。
逆に。
娘には、いろんな意味で勉強には恐れを感じてほしくないという考えがあって、漢字検定を受けてもらっています。
昨年は1年生の秋に10級(小1レベル)、今年は2年生の秋に9級(小2レベル)を受けました。
実際のところ、現在小2の娘は公文で4年生の国語をしているので、そして新しい漢字も着々と書けているので、9級は全く問題なく合格できるレベルにはあります。
でも、週末に漢検の模擬問題を解いてもらって、試験にはきちんと対策が必要だということを知る機会をつくりました。
解きっぱなしではなくて、解いた後の振り返りが大切ということ、何を修正すべきかを考えるのが肝心だということを、その辺を親子で話しながら彼女に考えてもらいました。
例えば、10級では厳しくなかった「とめ、はね、はらい」についても、9級は厳密に書けないと減点の対象になるとか。
自分が書けたと思う漢字と、実際に間違っていた漢字、そこに差はあるかないか、とか。
実は、こんなふうに彼女に試験対策のアドバイスをしながら、自分にも同じことを自分に言い聞かせる場面も何度かありました(笑
ということで、彼女も無事に、146点/150点で合格。
一足先に彼女の方が合格証書を受け取っていました。
今はまだ、自分の実力よりも簡単なレベルの試験を受けてもらっていますが、もし彼女が望むようになれば、自分の実力を出しきらないといけない試験に、ゆくゆくはチャレンジしていって欲しいなと考えています。
私は反対に、自分の実力以上のものに安易に「できる」と思いがちなので、自分の現実を直視して、自分の不出来を客観視して、冷静にこの勉強期間を積み上げていかないといけません。
何事も、バランスですね。
がんばります。