IgA血管炎の記事が続きます。
本当はこのブログは、勉強のためのものだったのですが、まさかこんなに娘の病気が長引くとは思わず。
昔は、ブログの記事を動かすにしても、エクスポートやインポートで簡単にできるサイトが多かったのに、最近では記事の移動がしづらくなってる。なんてこった。
さて。
悩みつつも、娘のIgA血管炎の記事です。
ついに、腸重積を再発し、下血からの、市民病院で入院…
とならず、そのまま大学病院に搬送され入院しました。
でも幸いなことに、2泊しましたが3日目で退院しました。
腸重積は、腸が重なってしまうことで腸管が壊死してしまうので、緊急を要する疾患です。
まずは市民病院で、早急に整復(腸を水圧で伸ばして戻す)処置をしたのですが、そこではうまく伸ばしきれず、大学病院に搬送されることになりました。
で、あらためて大学病院でもう一度整復するか、開腹手術をするという話になりました。
そもそも腸重積というのは、0歳〜2歳程度の、まだ腸管が未発達の乳児にみられる疾患なので、こんなに大きい子どもがかかることはなく、ちょっと整復の処置がいつもとは勝手が違ったみたいで、市民病院だけでは上手くいかず、結果、いろいろと大事になってしまいました。
しかも、運ばれた大学病院には「小児外科」なるものがあって、市民病院の小児科先生の内科的な慎重な整復処置と違い、外科の先生は「しっかりと圧をかけて伸ばしますし、何かあっても(つまり腸が破れても)、我々は外科なのでフォローもしっかりします」と、世界がワンランク違うところに飛び込んだことを、肌で感じました。
一度は、開腹手術を覚悟しました。
でも最終的には、顔色がだんだん良くなってきたのを契機に、最新のCTの画像も悪くないようで、一晩様子を見ることになり、翌日には急性期を乗り越えたということで、無事に3日目で退院しました。
と同時に実は、今日4月1日から病院の面会が禁止になり、どうやら外来も新規の受入は閉じたようで、一気に方向転換した気配を感じました。新型コロナの影響と思われます。
帰宅した娘は、いつものまったりモードに入りました。
食べいたという気持ちはあるものの、食べるのはまだ疲れるようで、少量しか食べられませんが、気持ちがあるのだから、そのうち量も戻ると思って気長に待ちます。
体重も1キロ減ってしまいました。
大人に換算すると、5%なので3キロと同じかな。
これも、一歩一歩増えるのを見守るしかないです。
あとは、ゆっくり眠りたい。
・・・私が。
やっぱり娘が家にいる空気と、居ない空気、全然違うので、帰ってきてくれて本当にほっとしています。
勉強は、変な緊張感を抜きつつ、勉強に向けたテンションを別に張っていきたいなと思っています。