プラスとマイナス | 子育てしながら◆公認会計士試験◆

子育てしながら◆公認会計士試験◆

*・*・*小学生娘の母*公認会計士試験に向け学習中*・*・*

テキストも一新して、講座もどれを受講してどう勉強を進めるかを、先週の段階で、おおよそ見通しが立てられました。

 

イイ感じ…。

 

と思った矢先に、足元をすくわれました。

 

 

 

先週、娘の授業参観で、初めての参観にドキドキしてました。

 

でも終わった頃には、わたし、真っ青でした。

 

なんであんなに、お行儀が悪いのかしらっ!

キョロキョロしているし。

机は時間たつたびに前の方にずるずると前進していくし。

机の中もなんだか、ぐちゃぐちゃで!

 

そしたら、帰りの支度をしてわちゃわちゃしているところを先生が、つつっと近寄ってきて「今日は良い方なんですよ~」って。

 

いつも、「ちゃんと」座ってられないということで、

「最初の頃は座れなくて、この辺(前の先生の近く)によく居ました」

という言葉に、びっくり!!!!

 

はぃ!?ガーン

 

「最近は45分間は座れてます。ただ、態度が…今日は良い方です。」

 

はぃ!?????ガーン

 

 

 

もう一気に、我が娘、授業中に座れない子という現実へ。

 

 

 

授業中に座れない、歩き回る、となればADHDとか注意欠陥多動性障害などが思い浮かびます。

 

正直、公文の教室をしていた時に、自閉症の子も多動の子も、そして注意欠陥系の子も、みんな一緒にお預かりして学んでいたので、そういう意味では、気持ちの抵抗や偏見はあまりない方かなとは思います。

 

ただ、見ていた経験があって、自分の子がADHDを疑ったことは、ほぼなくて、そして現実、ふらふら教室を歩いていたであろう娘と、なんか頭の中が一致しなくて、かる~くパニックに陥りました。

 

「でも3月生まれだし、一年様子を見てみましょう」

 

って先生の言葉に対しても、私は「いやいやいやいや…」と。

 

私「そういう問題ではないですよプンプン

 

 

 

 

正直言うと、ADHDではないと思うんです。

 

家の中では、自分のおもちゃや道具を分類して管理できてます。

 

多動の傾向もみられません。

 

公文も、今は算数が足し算で、でも大きい数の足し算や、引き算も勝手に自分でノート作って遊んでいるし、国語は2年生の段階まで進んでいて、文章も楽に読みこなしています。

 

学習障害の様子も見られません。

 

となれば、私の躾の甘さかもと、いろいろ考えてしまいました。

 

 

 

娘には、週末、何度も何度も話をして探ってみました。

 

その経過は割愛して、結論(私なりの見解)を言いますと。

 

 

たぶん、すんごい小学校が楽しくてたまらん!ようです。

 

それで、前頭葉のコントロールが上手くできてなくて、好奇心が思うままに発動し、それが「歩き」に出てしまった可能性があります。

 

本人曰く、「授業中は座らなきゃいけないのは分かっているんだけど、自分でもわかんないけど、歩いちゃったの」と言います。

 

制御…できてませんでしたか。

 

「今はもうないし、しないよ」と言い切っているので、落ち着いてきたのかもしれません。

 

それで、改めて正しい椅子の座り方を教えて、その後何日か様子を聞いているのですが、本人曰く、机の下に足をちゃんと入れて座れているそうです。

 

ということで、キョロキョロはなくなったと。

 

 

 

はぁ。。。

 

先週末は、Skypeを中国とつないで、夫と夫婦会議しました。

 

夫も一報を聞いた時にはかなり心配していて、私も、娘から何度も状況を聞きながら娘の気持ちを聞いて、やっと、やっと落ち着きました。

 

 

 

実は、娘は小学校に入って、めちゃくちゃ変わりました。

 

ガラッと。小学校デビューか!?と疑うほど、変わりました。

 

 

 

とにかく毎日が楽しいらしくて、そのオーラはお迎えに行くたびに毎日感じるほど、毎日がスパークしています。

 

新しい学童にも慣れ、学童も好きらしいんですけれど、それよりもずっとずっと、小学校の方が楽しいんですって。

 

その理由を聞くと、「毎日、新しいことを知って、新しいことを勉強するから楽しくって楽しくって」と、教えてくれました。

 

学校から帰ってくると、手を洗って一番最初にするのが、翌日の教科書の入れ替えを自分でやってます。

 

初めての登校日から帰ったその日から、いきなり始めました。

 

図書館で本を借りることを覚えたその日から、よく本を借りてきます。

 

そういえば、入学式のその日に、家に帰って一番最初に、紙袋から国語の教科書を取り出して、全部読み切ってしまいました。お昼を外食しようと誘っても、なかなか終わらないほど、のめり込んでました。

 

夕方から雨が降った日、スニーカーが全濡れでした。

聞くと、雨が降って嬉しくて、水たまりにスニーカーごと飛びこんで、すごく楽しかったそうです。

 

あまりにも「気持ちよかった!」と笑顔なので、私まで爆笑してしまい、「今夜のうちに洗って干さないとね~」と怒れなかったぐらいです。

 

 

 

それで、私の勉強と何が関係しているかっていうと。

 

その彼女の成長のおかげで、私は「今年受からせよう」って思えたのが一番のことなんです。

 

ずっと、マイペースちゃんで、なかなか思うように子育てができなくて、彼女を待つことが多くて、そのぶんストレスも多くて、夫もいない孤独の中で勉強している身としては、彼女のマイペースさは、いつも心に大きな負荷であったのは、正直なところです。

 

でも、彼女が楽しそうに学ぶことを喜んでいる姿を見て、私も奮起。

 

引っ張られるように、4月5月は勉強時間が増えていきました。

 

 

 

今回、「座れない」事件をきっかけに、やっぱり勉強時間は消え、思い悩み、Googleで何度も検索して、また思い悩み、夫と相談して、そういう時間で勉強はできませんでした。

 

家族を持っている分、そういう時間はどうしても発生します。

 

それは逃れられないことで、それをある程度は解決させないと、自分も動けないし、何より家族の時間も動かないので。

 

でも一方で、彼女のパワーが私を押してくれることもあります。

 

正直、勉強を始めてここまで3年半は、私にブレーキを掛けさせるマイナスのことばかりで、「早く解決させよう」「なんとか調整しないと」ということが続き、なかなか家族からの恩恵を感じることはありませんでしたが、ここにきて、やっと…。

 

 

人生には何度かありますが、

 

耐えるべき時期…というのは、あるのだと思います。

 

でもそれだけではなく、プラスの時もあります。

 

決してプラマイゼロというわけにはいかず、

 

マイナスの方が多いなぁと思うこともありますが、

 

それでも、プラスの時期はしっかりと掴みたいと思います。

 

今年は、登れそうな気がするので。

 

来年に向けて、持続的に、しっかりと歩んでいこうと思います。