テキストも一新して、講座もどれを受講してどう勉強を進めるかを、先週の段階で、おおよそ見通しが立てられました。
イイ感じ…。
と思った矢先に、足元をすくわれました。
先週、娘の授業参観で、初めての参観にドキドキしてました。
でも終わった頃には、わたし、真っ青でした。
なんであんなに、お行儀が悪いのかしらっ!
キョロキョロしているし。
机は時間たつたびに前の方にずるずると前進していくし。
机の中もなんだか、ぐちゃぐちゃで!
そしたら、帰りの支度をしてわちゃわちゃしているところを先生が、つつっと近寄ってきて「今日は良い方なんですよ~」って。
いつも、「ちゃんと」座ってられないということで、
「最初の頃は座れなくて、この辺(前の先生の近く)によく居ました」
という言葉に、びっくり!!!!
はぃ!?
「最近は45分間は座れてます。ただ、態度が…今日は良い方です。」
はぃ!?????
もう一気に、我が娘、授業中に座れない子という現実へ。
授業中に座れない、歩き回る、となればADHDとか注意欠陥多動性障害などが思い浮かびます。
正直、公文の教室をしていた時に、自閉症の子も多動の子も、そして注意欠陥系の子も、みんな一緒にお預かりして学んでいたので、そういう意味では、気持ちの抵抗や偏見はあまりない方かなとは思います。
ただ、見ていた経験があって、自分の子がADHDを疑ったことは、ほぼなくて、そして現実、ふらふら教室を歩いていたであろう娘と、なんか頭の中が一致しなくて、かる~くパニックに陥りました。
「でも3月生まれだし、一年様子を見てみましょう」
って先生の言葉に対しても、私は「いやいやいやいや…」と。
私「そういう問題ではないですよ」
正直言うと、ADHDではないと思うんです。
家の中では、自分のおもちゃや道具を分類して管理できてます。
多動の傾向もみられません。
公文も、今は算数が足し算で、でも大きい数の足し算や、引き算も勝手に自分でノート作って遊んでいるし、国語は2年生の段階まで進んでいて、文章も楽に読みこなしています。
学習障害の様子も見られません。
となれば、私の躾の甘さかもと、いろいろ考えてしまいました。
娘には、週末、何度も何度も話をして探ってみました。
その経過は割愛して、結論(私なりの見解)を言いますと。
たぶん、すんごい小学校が楽しくてたまらん!ようです。
それで、前頭葉のコントロールが上手くできてなくて、好奇心が思うままに発動し、それが「歩き」に出てしまった可能性があります。
本人曰く、「授業中は座らなきゃいけないのは分かっているんだけど、自分でもわかんないけど、歩いちゃったの」と言います。
制御…できてませんでしたか。
「今はもうないし、しないよ」と言い切っているので、落ち着いてきたのかもしれません。
それで、改めて正しい椅子の座り方を教えて、その後何日か様子を聞いているのですが、本人曰く、机の下に足をちゃんと入れて座れているそうです。
ということで、キョロキョロはなくなったと。
はぁ。。。
先週末は、Skypeを中国とつないで、夫と夫婦会議しました。
夫も一報を聞いた時にはかなり心配していて、私も、娘から何度も状況を聞きながら娘の気持ちを聞いて、やっと、やっと落ち着きました。
実は、娘は小学校に入って、めちゃくちゃ変わりました。
ガラッと。小学校デビューか!?と疑うほど、変わりました。
とにかく毎日が楽しいらしくて、そのオーラはお迎えに行くたびに毎日感じるほど、毎日がスパークしています。
新しい学童にも慣れ、学童も好きらしいんですけれど、それよりもずっとずっと、小学校の方が楽しいんですって。
その理由を聞くと、「毎日、新しいことを知って、新しいことを勉強するから楽しくって楽しくって」と、教えてくれました。
学校から帰ってくると、手を洗って一番最初にするのが、翌日の教科書の入れ替えを自分でやってます。
初めての登校日から帰ったその日から、いきなり始めました。
図書館で本を借りることを覚えたその日から、よく本を借りてきます。
そういえば、入学式のその日に、家に帰って一番最初に、紙袋から国語の教科書を取り出して、全部読み切ってしまいました。お昼を外食しようと誘っても、なかなか終わらないほど、のめり込んでました。
夕方から雨が降った日、スニーカーが全濡れでした。
聞くと、雨が降って嬉しくて、水たまりにスニーカーごと飛びこんで、すごく楽しかったそうです。
あまりにも「気持ちよかった!」と笑顔なので、私まで爆笑してしまい、「今夜のうちに洗って干さないとね~」と怒れなかったぐらいです。
それで、私の勉強と何が関係しているかっていうと。
その彼女の成長のおかげで、私は「今年受からせよう」って思えたのが一番のことなんです。
ずっと、マイペースちゃんで、なかなか思うように子育てができなくて、彼女を待つことが多くて、そのぶんストレスも多くて、夫もいない孤独の中で勉強している身としては、彼女のマイペースさは、いつも心に大きな負荷であったのは、正直なところです。
でも、彼女が楽しそうに学ぶことを喜んでいる姿を見て、私も奮起。
引っ張られるように、4月5月は勉強時間が増えていきました。
今回、「座れない」事件をきっかけに、やっぱり勉強時間は消え、思い悩み、Googleで何度も検索して、また思い悩み、夫と相談して、そういう時間で勉強はできませんでした。
家族を持っている分、そういう時間はどうしても発生します。
それは逃れられないことで、それをある程度は解決させないと、自分も動けないし、何より家族の時間も動かないので。
でも一方で、彼女のパワーが私を押してくれることもあります。
正直、勉強を始めてここまで3年半は、私にブレーキを掛けさせるマイナスのことばかりで、「早く解決させよう」「なんとか調整しないと」ということが続き、なかなか家族からの恩恵を感じることはありませんでしたが、ここにきて、やっと…。
人生には何度かありますが、
耐えるべき時期…というのは、あるのだと思います。
でもそれだけではなく、プラスの時もあります。
決してプラマイゼロというわけにはいかず、
マイナスの方が多いなぁと思うこともありますが、
それでも、プラスの時期はしっかりと掴みたいと思います。
今年は、登れそうな気がするので。
来年に向けて、持続的に、しっかりと歩んでいこうと思います。