春うららかですね~。
でも中国は、もう1ヶ月前からクーラーの出番だそうですよ
主人のお母様の件、転院(急性期病院→リハビリテーション病院)が決まり、4月の第一週には主人が一時帰国してくることが決まりました。
でも、中国での仕事が忙しく、一週間後には上海での仕事があるとかで早々に戻るそうです。
もうここ数ヶ月、てんてこ舞いの様子がひしひしと伝わります。
2月下旬~3月上旬には、ファームから会計士さん(中国人の会計士さん)が来社して、ヘルスチェック(?)をしてたはずだし。
税務、税関手続き、会計…この3点を中心に動いているようです。
でも、主人の話しの様子からいくと、一番忙しいのは「業務」の方。
会計でもなく、「業務」です。
つまり、業務=工場の生産ライン関係の方が忙しいのです。
一般的には、製造業の生産ラインといってもあまりピンとこないのが普通だと思うのですが、いわゆる、「機械だからボタンを押して自動化で物が作れる」と思ったら全く違います。
普段私たちが工場をイメージするのは、食品や中小企業の工場、または車などの組み立て製造ラインでしょうか。
でもそれは、ほんの一部分、ワンシーンだけ。
製造業の現場では、緻密な分析や繊細な技術が、日々の業務の中で積み上げられており、一定の品質を一定量作り続けるということはとても難しく、どんなに機械が介入しても、最終的には人間の知恵の集積そのものなのだと私は思うのです。
材料を投入してボタン一つスイッチを押せば自動化…という生産ラインは、ほとんどないと言ってもいいかと。
だから、その生産ラインを、そっくりそのまま技術もデータもしっかり他の工場(会社)に移すというのは、とぉってもたいへんなことなのです。
これを今は、主人が一人でやっている状態です。
というのも、中国現地の従業員には、たぶん生産を止める1ヶ月前くらいまで内密にしておかなければならないので、誰も助けてもらえないんです。
日本なら、工場一つ閉鎖するにしても、取締役会で承認されたところで社内に正式オープンになって、淡々と事業をたたむ作業が進んでいくことになるんでしょうけれど、中国はそうはいかないらしいのです。
ギリギリの直前まで内密なんですって。
結果的に、業務の移管作業は、全部、主人にのしかかってきています。
会計や税務などについても、そういう意味では表向きの仕事であって、都度やるべきことは発生するものの、たぶんこれらが忙しくなるのは最後の最後。今は、業務の方で手一杯なんだと思います。
ということで、頻繁に中国国内も、飛行機であちこち移動しています。
日本にもここ一年で、何度か行き来してます。
すでに、昨年のJALのマイルがかなりたまって、グローバルクラブにも格上げになったほどです。
その結果、一般家庭には不釣り合いな、JALやカード会社のラグジュアリー層向けの機関誌が届くのですが、とりあえず今は、完全無視。
日経新聞の週末紙面もそうですが、JALの誌面にある海外の風景は、ある程度の所得のある方たちが見聞きできる世界で、そこに写されている世界は本当に「美しい」と思います。
私のこの現実とは全く別。
でも。
小さな賃貸、手狭なキッチンから解放されるためには、主人の力にすがるのではなく、自分で道を開かねば。
今は、ひたすら勉強するのみです。
長くなってしまったので…勉強内容については、また今度。