すぐにでも入院しなければならなくなり・・・
母の希望で、久留米市のキリスト教系の病院に入院することとなった。
母には・・・末期ということは・・・知らせなかった。
それは・・・受け止められないであろうという・・・わたしの気持ちからだった。
抗癌剤が投与され・・・
母に・・・幻覚症状が現れた。
「美佐、○○(親戚の名前)に、ジュースを出して。冷蔵庫の中に入ってるから・・・」
そして・・・
「今から、ご飯つくるね」
といい・・・
包丁で・・・野菜を切る・・・しぐさを続けていた。。。
「美佐、ほら座布団だして・・・」
冷蔵庫なんて・・・ないよ・・・
座布団なんて・・・
母は・・・いつも人のために生きてきた。
人の喜ぶことが好きだった。
母のこれまでの人生を・・・感じた。
抗癌剤が効いていないときは・・・
おしゃべりだった母なのに・・・
だまって・・・ため息をついていた。
でも・・・看護士さんから話しかけられると・・・
笑顔で・・・答え・・・
それが・・・なんだか悲しかった・・・
病院は・・・人手が足りない・・・
母は・・・トイレに行ける状態になかった。
オムツをし・・・私や・・・親戚のいないときは・・・
看護士さんが気付くまで・・・何時間もほっておかれる・・・
そして・・・わたしは、ある決意をした。
つづく・・・
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