【初めてのお見合い・交際】
結婚相談所に入会してからは、
男性会員のプロフィールを
検索する日々。
この１年間出会いのなかった私は、
「同じ年代の人が
結構いるんだなぁ～」と、
今後の期待が膨らみ、
純粋に嬉しくなりました。
幸いなことに、
入会早々、一人の男性から
お見合いの申し込みがありました。
プロフィールを見ると、
私より1つ年上。
優しそうな雰囲気で、
プロフィールも申し分なし。
私は早速お見合いを
受けることに決めました。
お見合い当日、
初めての体験に
ドキドキしつつも、
期待で胸が膨らんでいました。
現れた男性は、
写真のイメージとそう変わらず
優しそうな雰囲気。
同年代ということで、
気さくに話せて、
お見合いの1時間は
あっという間に過ぎていきました。
その後、仲人のアドバイスもあり、
初めてお見合いをした方と
交際がスタートしました。
交際は順調に進み、
カフェに行ったり、
自然を見に行ったりと、
毎週どこかに出かけていました。
しかし、
これまでの恋愛同様
自分に自信のない私は、
自分のことを
打ち明けるのが
とても苦手なうえ、
相手を
ジャッジしていました。
そのため、
最初はとても楽しかった交際が、
徐々に苦しくなっていきました。
素直に言いたいことが言えない。
弱い自分を見せたくなくて、
強がってしまう。
さらには、
相手の足りない点に
目がいくようになり、
不満が出てくる。
なぜなら、私は、
パートナーに
完璧な人を求めていたからです。
そして、自分もまた
完璧な人でないといけない
と思っていました。
自分で自分を追い詰め、
自分の気持ちも
伝えられず、
モヤモヤを溜め込む。
そんな交際が
楽しい訳がありません。
しかし、それでも彼は、
そんな私に
交際から3か月後に、
まさかのプロポーズを
してくれたのです。
非常に驚きましたが、
そのときの私の心情は、
「嬉しい！」ではなく、
「困った、、
どうしよう。。」でした。
なぜなら、
彼の愛を受けとることも、
応えることもできなかった
からです。
そして、
彼との幸せな結婚生活を
思い浮かべることも
できませんでした。
結局、私はそのプロポーズを
受けることができず、
彼とお別れをしました。
こうして、
初めてのお見合いからの交際は、
終わりを告げました。
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