助けのない産後 | 夢みるyume日記~初恋結婚から転勤族妻へ・:*〜

夢みるyume日記~初恋結婚から転勤族妻へ・:*〜

「夢」という言葉が好きです。
何歳になっても持ち続けたいなぁ。


大学時代から交際していた彼と結婚し
転勤族生活がスタート。
現在、ヨーロッパ生活中!

日々の生活をゆる〜く更新しています。

皆さま、宜しくお願いいたします♡



妊娠中も怖くて仕方なかったけれど
でも
それ以上に悩んだのが
産後のこと。


娘の時は
両親の助けなく
夫婦2人で乗り越えたけれど
やっぱり大変で泣き笑い
私はメニエール病になり
片耳が聞こえなくなりました。


そんな記憶があるから
産後が怖くて仕方なかった


さらに今回は
・娘の幼稚園への送迎も必要。
・家族の食事や洗濯やある程度のお掃除。
・夫もお仕事なので夜は寝て欲しい。
(駐在員に育休なんて存在しません)
そう思うと
夜中のお世話は1人で頑張らなくては!
あの時よりも
やる事はたくさん不安


こんな時こそ
両親の力を借りたいけれど
でもここは
ヨーロッパ。
高齢の両親には遠すぎる場所。
それも含めて
こちらで産むことを決めたので
甘えなんて言っていられない。

帝王切開後
どれくらいの体力があるのか分からない中
どのように産後を乗り切るかが課題でした。


でもね
出産2日前
ギリギリに
ベビーベッドやオムツ台を購入して
赤ちゃんを育てる環境が整ったら
「やるしかない!」
と言う気持ちになりました。



ここからは産後のお話し。

出産して
自宅へ戻り
日常が始まりました。

娘の送迎は夫にお願いして
私は
座りながらゆっくりごはんをつくる。
娘に食べたいものを聞いたら
「コロッケが食べたい」
と言っていたので
コロッケを作りました。
でも赤ちゃんを産んで4日目のカラダは
じゃがいもを切るだけで
めちゃくちゃ痛かったあんぐり

ゆっくりゆっくお料理を作り
赤ちゃんのお世話をして
また
ゆっくりお洗濯とお掃除を。
いつもの3倍くらいの時間をかけて
ちょっとずつ出来ることを
増やしていきました。

本当に助かったのが

彼はめちゃくちゃ

よく寝る子だったこと。



こちらが心配になって
おこそうか悩むくらい
とにかく寝ていた新生児期。

娘の時との大きな違いでした。


夜のお世話は
の睡眠確保を優先して
私と息子は
5ヶ月間リビングで寝ていました。

産後から5ヶ月間は
リビングのソファで
寝ていたのですが、、、
背中が痛くて痛くって泣き笑い泣き笑い泣き笑い

5ヶ月ぶりにベッドで寝た時の感動は
忘れられません笑



でもね

我が家には大きな窓があり

そこから

変わりゆく景色を眺めながら

深夜の育児ができたことは

とても贅沢な時間でした。

この時間好きでした。


娘の時は

夜が来るのが怖くてたまらなかった。

でも今回は

全く思わなかった。

2人目の余裕だろうか?


ただ
夫が出張のときは
どうやって2人を寝かしつけていいのかが
全くつかめず
娘のお部屋とリビングを行き来して
朝を迎えたことも。
やはり2人は大変だー!
楽なこともいっぱいなんだけれどね。
懐かしい思い出です。


こんな感じで
産後から
動き回っていましたが
やっぱり産後。

しゃがむと痛いので

オムツ台は

本当に購入してよかったです。



小さな小さな足がすでに懐かしい。



めちゃくちゃ大変だったことは

産後5日目と産後2週間の時に小児科

産後7日目に私の体調チェックの婦人科受診

頻繁に病院に行かなくてはいけなかったこと。


我が家から外国人病院まで

片道1時間半かかるのです。

往復3時間。(乗り換え2回)爆笑


ゆっくりしか歩けない

お腹の傷も怖い

階段式トラムが来た時の絶望感。



タクシーに乗りたくても

ベビーシートがないと乗れない

と噂を聞いて

避けていたので

外出がなかなか大変でした。




産後すぐに動くなんて

絶対によくない!

と思いながらも

私しかいないから

横になった時間はほぼなかった産後。


「よく寝る子だから楽だったよー!」

心配してくれる両親には話していたけれど

やっぱりやっぱり

大変だったのが正直なところです。



でもね

「困ったらすぐ行くから!」

友人全員が声をかけてくれて泣き笑い


何かあれば

絶対に助けてくれるだろうと

思わせてくれた

友人達にも救われました。


最高に嬉しいお届け物もたくさんいただき

本当に嬉しかった。


この恩は一生忘れない。





でも

間違いなく

1番頑張ってくれたのはでしょう。


お仕事も大忙しの中

毎日朝早く娘をスクールへ送り

そして

仕事を17時に切り上げて

ダッシュでお迎えに行ってくれた1年間。

会社の皆様にも理解していただき

本当に本当に感謝しています。

娘も朝イチから1番遅い時間までごめんね。



休日は

手の込んだ美味しいごはんや

作り置きを作り...


気づくと

お洗濯物が

干してあったり畳まれていたり。

全て知らない間にしてくれているのがポイント


すてきな人と結婚したなぁと

何度も思いました。


夫の助けがあったからこそ

成り立つ産後でした。




異国の地での

妊娠も出産も産後も大変。


でも

その分

優しさもたくさん感じました。



最寄りスーパーへ行くと

顔見知りマダム達が全員裏からでてきてくれて

お祝いの言葉と共に

お買い物を手伝ってくれたのもいい思い出。



助けがないから不安で仕方なかったけれど

でもね

出会う方々ひとりひとりに

たくさん

助けてもらっていた!


この世には優しい人が本当に多いと

あたたかさ感じながら

乗り越えさせてもらった産後でした。


でも

これから海外出産をされる方は

産後2週間

初めての子育ての方なら産後3週間くらいは

家族や誰かに来てもらうことを

心からおすすめします。



以上


海外出産のおはなしでした。