こんにちは。
思考の学校認定講師
ぬりえセラピストの小笠原みきです。
本文とは関係ないですが
参拝すると宝くじがあたるという
福徳神社⛩
今日は遭遇した出来事の
私なりの解釈についてを書きます。
先日、仕事の帰りの電車で
座席に座ったのですが、
その対面には疲れ切って
今にも座席から落ちそうな姿勢で
熟睡している小学校一年生くらいの男の子が居ました。
私学でネクタイに半ズボン、Pコートという制服で首からキッズ携帯をぶら下げている。
コートはリュックで肩からずり下がっている。
そんな疲れてるんかい、と軽く脳内ツッコミして読書をしていましたら、誰かの携帯のバイブが微かに鳴っています。
それが何回もだったので、視線を上げたら目の前の男の子の携帯でした。
恐らく親御さんが帰りが遅いので心配して鳴らしているのでしょう
男の子はだいぶ寝過ごしているんだなと思いました。
あまりにも何度も鳴るので肩を叩いて揺らしてみたのですが全く起きません。
着信の主は「おんま(^.^)」と表示されておりました。
今までの私だったら、責任感かおせっかいなのか何としてでも起こしたと思います。
だけど、まあいいや、私の問題ではない、とアドラー心理学でいう「分離」と割り切り読書を続けていました。
そのうち乗客も増え、彼の姿は見えねどバイブ音だけは聞こえるという状態でした。
しばらくして乗客がかなり降りたのでまた彼がはっきり見えるようになりました。
このままだと恐らく車庫に入ってしまうかもという程、ほぼ終点まで来ていたので強めに起こしたら、う〜んと伸びをして寝ぼけて私に抱っこしてもらうしぐさをします。
ほら、携帯鳴ってるよ、と声かけしましたが状況が掴めていない完璧な寝ぼけ顔です。
ぽか〜んとした男の子は私に
「おんま？おんま？」と聞いてきます。
違うよ、君どこで降りるの？
ほら、携帯鳴ってるよ。
出てみたら？
と携帯を渡しても受け取らず
思考が追いついておりません。
一回降りようか、と一緒に降りまして、
駅員さんに事情を話し彼の保護をお願いして帰ってきました。
この出来事、あなただったら
何をどう思いますか？
感じますか？
何をどう思ってもいいのですけどね。
誰が何をどう思っても自由ですものね。
私は
「ああ私のこども（心）が
寝ているんだ」
と受け取りました。
暴れん坊のこども心が
大人しく沈静化してきたんだ、と。
誰にでもあるかもしれませんが
こども心にスイッチが入って暴れ出すと
不満や怒りの感情に揺さぶられ
要らぬ事件や状況をつくってしまいます。
これを人はインナーチャイルドと言ったり
こども心と呼んだり。
サル脳と呼んだりもするのかな。
目の前の現実に起きた出来事を
どう受け取るかはその人次第。
そしてこれを潜在意識の現れとみます。
私は男の子を自分のこども心と捉え
男の子の周りの遠巻きに見ているオトナも
私のオトナの心と捉えてみました。
「ほらね、周りの大人は
気にして見ているけど、
そっとしておいて見守ってくれているよ」
と受け取りました。
思考のしくみを知らなかった頃
勉強したけど腑に落ちていなかった頃だったら
「どうして周りの人は放っておけるわけ⁈」
「世間は冷たいな」
「自分のこどもでも心配しないのかな」
と、まるで私がそのこどもか親御さんかのように
プンスカ怒っていたと思います。
だけど、この出来事を
私の潜在意識が現実化したと見れば
私のこども心が大人しくなってきて
そしてそれを見守ってくれているオトナが
こんなにたくさん居るんだな。
という解釈でもよいのですよね。
冷静で居られた自分のこと
あ、私のこども心が成長したなと
嬉しく思いました。
でも日本だからなんですよね、
こんな小さなこどもが1人で電車に乗って
乗り過ごしても、無事に家に帰れるのは。
結局18駅も乗り過ごしていたそうです
車庫まで行かなくて良かったね。
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