羽生結弦、内村航平、中村俊輔も夢を叶えた「夢ノート」の作り方 | 青龍のブログ

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羽生結弦、内村航平、中村俊輔も夢を叶えた「夢ノート」の作り方(01.20)

DIME3月号の特集「羽生結弦 勝利のメソッド」では、羽生選手のメンタリティについてさまざまな角度から分析・解説を行っている。この特集にご登場いただいた早稲田大学スポーツ科学学術院・堀野博幸教授には、専門であるコーチング心理学の見地から、私たち一般ビジネスマンにも大いに参考になる目標達成のためのメンタルメソッドについてお話をうかがった。すると取材は、堀野教授から本紙記者へのカウセリングのような展開に!? その模様を再現する。


堀野博幸(ほりの・ひろゆき)
早稲田大学スポーツ科学学術院教授。専門はコーチング心理学、コーチング科学。女子サッカーのユニバーシアード日本代表監督、なでしこジャパンのゲーム分析担当(ロンドン五輪)などを歴任。


ジュニアアスリートからオリンピアンまでをサポートする堀野教授が、「漠然とした夢を明確な目標に変える」メソッドを、著書『こころを強くする「夢ノート」』(ブックマン社)で紹介。ワークシート付き。


堀野教授が提唱する「夢ノート」の一例。ポジティブな出来事を書き出すところからスタートし、3ヶ月目には長期目標をマインドマップ風にビジュアル化する。イラストを加えることで発想が膨らんでいることがわかる。

DIME 羽生選手のコメントを紐解くと、ミスや失敗をポジティブに捉える力が卓越していると感じます。

堀野 心理学的には「認知の変容」ですね。羽生選手はおそらくそれを意識的にやってるんじゃないかと思います。(立ち上がりキッチンへ。グラスに水を入れて戻ってくる)これ見ていただいて。どれぐらい入ってますか?




堀野 「俺って意外と絵うまいな」と思ったとしても「絵心ないな」と思ったとしても、どちらでもいいんです。イメージを言語ではなく絵にする(視覚化する)ことは、発想を膨らませ、イメージをより鮮明にしてくれます。体操の内村航平選手やサッカーの中村俊輔選手のノートも、イラストが満載でしたよ。




DIME そういえば羽生選手も、かつて「夜更かしして衣装を作ってくれている母のためにも」といったような趣旨のコメントをしていました。単なる言葉じゃなくて、ビジュアルが目に浮かぶようなコメントだなって感じましたね。

堀野 おそらくお母さんの姿を思い浮かべながら話していたのでしょうね。それに、「感謝の気持ち」を心に浮かべるとき、人間はネガティブな思考や感情が和らぐという研究もなされています。つまり感謝の気持ちを持つことで負の感情が少なくなり、自然にリラックスした状態、ポジティブな状態に持っていけるということ。楽しいことを思い浮かべるのもいいですが、目標にチャレンジするときには感謝の心を持つというのも、心理学的に非常に理にかなっていますね。

DIME ありがとうございます。今日のお話をまとめますと、(1)まず事実を理解して、ポジティブに認知する(2)ポジティブな出来事や行動予定などを視覚化して記録する(3)感謝の気持ちを持つ、ということですね。

堀野 はい。大事なのは羽生選手のHOW TOをなぞることではなく、あくまでも自分自身のポジティブな心を作り、そのサイクルを回していくことです。今のようなプロセスを踏んでいけば、誰にでもできると思います。できるといいですね。

文/編集部

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