先週末にNHK杯が開催されて、そのエキシビションも含めて3日間の放送を、私も、もちろん最初から最後まで見ていたのですが、他に優先したいことがあったので、感想を書くのが今になった次第です。

 

さて、その感想を一言で言うなら、とても楽しめた、ということです。NHKなので合い間にコマーシャルが挟まれずにシンプルに見られたのも良かったです。

 

今回、フィギュアスケートの試合をテレビで見るのは久しぶりだったせいか新鮮な感じもしたのですが、それは高橋大輔選手がシングルからアイスダンスに転向して初めての試合というのも、そう感じた理由の一つだったと思います。

 

それから、コロナの影響で外国の選手が来られなくて(韓国の選手一人を除いて)日本人ばかりで、しかもジュニアの選手も出ていたので、全日本選手権を見ているような感じもしました。

 

それはともかく、楽しみにしていた高橋選手のアイスダンスは、さすがと言うか、とても魅了されるもので良かったです。バレエのようなフリーの演技が私好みでしたが、より心に響いてくるような感じがしたのは、エキシビションの演技でした。

 

採点については、ショートで2位になった時、アイスダンスについて、それまで調べたことがなくて知らなかった私でも少し疑問に思ったのですが、よく考えたらパートナーの村元選手は、オリンピックに出たこともある実力者だから、それもあったのかもしれないなと後で思い直したりもしました。

 

とにかく、アイスダンスのカップルとしての2人の演技が、これから、どんなふうに進化していくのか見るのが、さらに楽しみになりました。

 

 

男女シングルの試合の方は、鍵山優真選手と坂本花織選手が優勝したのですが、二人ともスゴかった!!と思いました。

何故なら二人とも最終滑走というプレッシャーの中で、ほぼミスがないような、あれだけの演技をして見せたからです。

 

最終滑走と言えば、坂本選手はショートで、いつものように?また最終滑走になっていて、フリーでも最終滑走になってると思ったら、今回の試合のフリーでは、全てのカテゴリーでショートの順番通りに滑ると知って、不公平感なく見られたのも良かったです。

だから今後、どの試合でも、そのようであることを願いたいと思いました。

 

ただ一つ、少なからず引っかかったのは、解説の荒川静香さんが、大技がなくても完成度の高さによっても戦える、と言っていたことでした。

 

何故なら、それは、4回転やトリプルアクセルを成功させているロシアの選手や、特に優遇されている選手がいない試合でだけ通用することだと思ったからです。

難易度の低い技の完成度の高さだけで戦うというのは、難易度の高い相手のミス待ちになってしまうのではないかと思うからです。

 

そして今回、トリプルアクセルに挑戦し続けた樋口新葉選手は、そのことを充分に分かっていて先を見据えているからこそだったのではないかなと思いました。

 

それから鍵山選手以外の男子で特に印象的だったのは、2位になった友野一希選手だったのですが、フリーで4回転を何本も挑戦していただけでなく、最後まで迫力のある動きをして見せていて、スゴイ!と思いました。

 

最後に今回、楽しみにしていた一人の三原舞依選手の演技は、地上波ではショートフリーともに放送されなかったので、後で動画で見たのですが、両方とも幸せ溢れるような演技と笑顔で良かったと思いました。

3日目のエキシビションの合間に、同門で仲良しの坂本選手と並んでインタビューを受けていた姿を見られたのも良かったことでした(*^-^*)

 

 

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