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50代がらの身体と心の不調を改善

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を綴ります

☕5.欲を少なくし、足るを知る

~「今ある幸せ」に気づくことが心の健康につながる~

貝原益軒(かいばらえきけん)が書いた『養生訓(ようじょうくん)』には、
「知足(ちそく)」という言葉が出てきます。
これは「足るを知る」、つまり“自分が今持っているもので満足する心”を持つことを意味します。

 

 

私たちはつい、「もっと欲しい」「もっと上手くなりたい」

「もっと持っていたい」と思ってしまいます。

 


もちろん、がんばる気持ちは大切です。
でも、いつも“足りない”と思ってばかりいると、
どれだけ手に入れても心は落ち着きません。

 

 

貝原益軒は、そんな心のあり方が健康にも影響すると考えていました。
「欲が多いと、心が乱れ、体にも無理がかかる」と。

 


たとえば、夜遅くまでスマホを見てしまう、
お菓子を食べすぎてしまう、
SNSを見て、つい他の人と比べて落ちこんでしまう――
それらは“少しの欲”が積み重なった結果かもしれません。

 

 

でも、立ち止まって「今の自分には十分ある」と思えたらどうでしょう。
ごはんを食べられること、学校に行けること、話せる友達がいること。
それは、当たり前のようでいて本当はとてもありがたいことです。

 


“足るを知る”とは、こうした日々の中の「小さな幸せ」に気づくことなのです。

 

 

心が満たされている人は、表情もやさしく、体もリラックスしています。

 


逆に「もっと、もっと」と思っていると、
いつも気持ちが焦って落ち着かず、疲れてしまいます。

 


だからこそ、心の健康のためにも“欲を少なくする”ことが大切なのです。

もちろん、何かを目指すことは悪いことではありません。

 


「知足」とは、“今をあきらめる”という意味ではなく、
“今ある幸せに気づきながら、前に進む”という姿勢のことです。

 

 

スマホを閉じて、空を見上げる。
家族と食卓を囲む。
友だちと笑い合う。

 


そんな時間が、心に静かな満足をもたらしてくれます。

龍安寺の蹲踞(つくばい)↑

「吾唯足知(われ、ただ、たることを、しる)」とは人は無いモノを欲しがり、足ることを知らない。

与えらているものに幸せを見つけていくことが心の健康につながるのではないでしょうか?
 
このつくばいに修学旅行で出会えて幸せでした。
 
 
 

貝原益軒が伝えた「足るを知る」という教えは、

物があふれる現代にこそ、いちばん必要なのかもしれません。

今も昔もない 健康に生きる

“ないもの”ではなく、“あるもの”に目を向ける。
それが、心も体も健やかに保つための養生の知恵なのです✨

 

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2025年10月16日

月巳