YuRicca Leccoですニコニコ



雪の高野山、さらに続きます。








Nさんが

「切り株、先に行こう」

と、言いました。




切り株とは、

とある神社の横にある

一見何でもない切り株。




すぐ横に小さな祠もありますが、

この切り株に注目するのは

Nさんぐらいではないだろうかキョロキョロ




初めてNさんに

ご案内いただいたのは

高野山2回目の去年の12月。




この時はNさんはお休みで

また他のドライバーさんが

担当でした。




で、丹生都比売神社⛩に

お休みなのに来てくださり

そこからNさんしか知らない

たくさんのエネルギースポットに

連れていただくようになりました。




この切り株はそのひとつ。




椅子みたいになってます。




切られても

上に伸びるパワーは

しっかり残っているそうで

座ると木のエネルギーと

一体化出来るという感じでしょうか。




Nさんがこの時撮った

座る仙人の写真には

(*↑上の写真は私が撮ったやつ)

黒っぽいオーラが写っていて

「仙人何纏って来てんの⁉️」

と、Nさんが驚くほど。




仙人がこの時手にしているのは

Nさんの錫杖です。




錫杖(しゃくじょう)とは

修験者が持ち歩く杖です。




役行者とか三蔵法師が

輪っかのついた杖持ってるの

見たことありませんか?




元々は、修験者は山を歩くので

錫杖をシャンシャン鳴らすことで

熊などの獣を寄せ付けないように

するために持っていたのだとか。




この音が、災いなどから

人を守り浄化するという風に

考えられるようになり

祈願の大切な法具となったそうです。



今は法具として

30センチぐらいのものから

杖、人の背丈ほどのものまで

サイズは様々。




修験者でもないNさんが

なぜ錫杖を持っているかというと、

1ヶ月ほど前に、たまたま

「錫杖欲しいなー、

  買うと高いよなー」

と話していたらその日のうちに

ある住職さんの遺品を

いただいたんですってびっくり

(引き寄せ力凄すぎ笑い泣き



↓これ


住職さんがご祈祷に使ってた

ガチの本物。



錆びて音がしなかったらしいのですが

一生懸命磨いたら

自分に馴染んで

良い音が出るようになったんですって。




シャーン、シャンシャン、と

リズムを取って鳴らしてごらん、と

Nさんに言われた仙人は

しばらく切り株に座って

無心で鳴らしていました。




すると周りの木々が

風もないのにざわつき始め

枝に積もった雪が

サラサラと舞い降りて来ました。




人生で3本の指に入るレベルで

気分が悪かったという仙人は

不思議なことに

「随分楽になりました」

と、かなり回復していました。




この後そのまま

立里荒神に行く予定でしたが

Nさんの一言で流れが変わります。

でもそれが必然でビックリびっくり




続く。