ゴードンメソッドコミニケーショントレーニングの講座を開催しました。
本日のテーマは相手(子ども)の話の聞き方です。
親は子どもの話を聞く場面が多くないですか。毎日、話を聞かされています(笑)という方も大勢いらっしゃると思います。
✔︎ いったいこの話いつまで続くかな
✔︎ いつも同じ話でちょっとイライラ
✔︎ ご飯作りたいけどまだ話をするの?
こんな時ありませんか。
今日の受講生さまも、話を聞いているうちに何となくイライラモヤモヤだったそうです。
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「私、余裕がないと子どもの話を聞くことが出来ません」と、よく相談を受けます。
皆さんそうおっしゃいます。
実はそうなんです。
余裕がないと、子どもの話を聞くことが簡単ではなくなります。
しかし、「お母さんは子どもの話を聞いてあげなさい」と本に書いてありその様な情報を見つけるので、「親は子どもの話をいつでも聞かなければいけない」と感じてしまいます。
話を聞くという事は、心に余裕があって相手の話を受け入れる懐の大きさみたいなものが必要になると思います。
しかし、「とりあえず子どもの話は聞かなくっちゃ!」と聞き始めると、親は話を聞いているふりや、実際はうわの空で子どもの話を聞く事が多くなります。
(私がそうでした)
子どもを育てるときに親に求められるのは、子どもの話を聞くだけではないと思います。
親にだって聞けない(聞きたくない)時も実際にはあります。
特に余裕のない時は。。。
話を聞くふりをしてうわの空で対応すると、お子さんは親がちゃんと話を聞いていないことを敏感に察知して、聞いてくれるまで何回も何回も繰り返し話をします。
以前は私がうわの空で話を聞いていたので、子どもはしつこい位に同じ話をしてきました。
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要は自分に余裕があって話を聞けそうだと思えれば、話を聞くタイミングかもしれません。
何かの理由で余裕がない場合は、話を聞くタイミングではない可能性もあります。
子どもの話を毎回聞くことがいい親でしょうか。私はそうは思いません。
親だって様々な感情があり、平坦ではいられないのです。
そんな人間らしい部分を子どもに見せるのも実はアリです。
人間が人間を育てているのですから、人としての感情を見せてこそ、本当のつながりが芽生えると思っています。
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今日は他のインストラクターの講座を受講されている方が補講でことばのアトリエにいらしてくださり、4名でにぎやかに開催いたしました。
4名いれば感じ方もそれぞれ、話の聞き方も違います。
講座の中で話の聞き方のワークがありましたが、キャッチする言葉や捉え方も人それぞれで、感じ方の違いも体験していただきました。
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日常生活で話を聞く場面は多いと感じます。
しかし、話の本当の聞き方を学んだ方は少数ではないでしょうか。
話の聞き方を親がマスターすると、子どもは家庭で自分の話を聞いてもらえる経験を積むことが出来ます。
親がカウンセラーの役目を果たすことが出来るわけです。
コロナ禍で出会いが狭まっているからこそ、家庭の役割も変化していいと思います。
あなたもぜひ、ご家庭のカウンセラーさんにチャレンジされてくださいね。
今回受講された講座はこちら
共感型コミュニケーションの基礎講座はこちら
秋以降、オンラインでも開催できる様になりました。ことばのアトリエも準備しております。
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