昨日、2016年1月31日青山で開催された水木しげる先生のお別れ会へ献花に行ってきました。


私は水木しげる先生の生き方が大好きで、
とっても人間的で、人間であるからこそ体験できることを追及されていて、
欲求にとても素直で正直で、だからこそ人間として大成されていて、
そして、ご家族を大切にされている事が伝わる方で、
大好きでした。




お別れ会で頂いたカード。

「好きなことをやりなさい」

水木先生の人生哲学を表してる言葉の一つだなぁと思いました。

水木先生は「自然体でした」と奥様のスピーチにありましたが、
それは、水木先生が人間としての自分をまるっと受容していらしたのではと思います。

「こうでなければいけない」というジャッジを自分に下しつつ生きるのではなくて、
あるがままの自分の幸せや欲求、好きな事に正直に、それと同時に、一人の人として地に足ついて生きていたのでは、
水木先生は自らの幸せへの欲求や好きなことに正直であったのではと思います。

それって、簡単なようで難しい。



元気だったり疲れたり、
お腹がすいたり満腹になったり、
綺麗だったり汚かったり、
ポジティブだったり、ネガティブだったり、
喜怒哀楽の様々な感情があって、人間として生きて体験している私達。

それらの、どれが良いとか悪いとかではなくて、
それら全てまるっと受容して自然に表現して、水木先生のように自然体で生きたいです。


それは同時に自分の全てを愛する事でもあるんだと思います。

良い・悪い、ポジティブ・ネガティブ、正しい・間違ってる…といった、ジャッジは一切なく、
あるがままに自分を無条件に愛し受容すること…それによって、本当の“自然体”で人間として生きて、体験を味わえるのだと思います。

私も水木先生のように、まるっと自分の全てを愛し受容して、一人の人間として自然体で生きていきたいなぁ♡



お別れ会に一緒に行った夫は、「好きなことをやりなさい」のメッセージがハートに効いたようです(私にも)。


自分の好きなことをやるには、何よりもまず自己受容が肝心。
そして、自分を信じる力も。

自分を愛し、自分の真の幸せや喜びとは何かを知る。そうして初めて、「自分の好きなこと」をやることが出来ます。

彼も自己受容のプロセスの中で、自分を愛し活動することが大切だと気づき、行動に移し始めた段階で、
この水木先生の言葉は、とても響いたようです。



私もこれからもっと自己受容して、
ハイパーエゴに隠されているイドの部分さえもまるっと愛して、「私(I AM)」をこの現世で顕現していきたいと思います。

言葉を変えるなら、
「まるっと自分の全てを愛して、ゆるっと自然体の自分で生きたいな♪」

それも、この自然と宇宙とのつながりの中に生きる一つの知恵のような気がしています。



水木先生の生き様から沢山の事を教わっています。
先生、本当にお疲れ様でした、ありがとうございました。

奥様、遺族の皆様の悲しみが一日も早く癒され、どうぞ穏やかな時間を取り戻されますように。