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インターネット起業とはどんな起業なのか?


まず、インターネット起業(ネット起業)とはどういうことなのか、その基本をおさえましょう。


インターネットは、全世界に無数に散らばったサーバコンピュータが相互接続され、サービスを提供することによって成り立ってます。


そして、インターネットで起業するための出発点はこのサーバコンピュータにお店を持つこと、つまり一般的にはホームページ(以下、HP)を作ることになります。


最近ではHPの更新の機能に重点をおき、定型化することによって気軽に自分のコーナーを持つことができるブログ(ウエブログ。継続して更新されるWebページ。個人日記などが多い)を起点とすることもありますが、ブログもHPの機能を限定した形と考えることができます。


つまり、まずはHPを作る。これがインターネット起業での第一歩です。


しかし、HPを作れば起業できるということではありません。


実社会も同じですが、たとえ店舗を作っても、集客ができなければ、あるいはそれ以上にサービスや商品を提供できなければ、その店舗はただの空き店舗です。


同様にインターネットでの起業の場合でも、HPを作るだけでなく、起業に必要な要素を集めていくことが必要です。



アナログ起業との決定的な違いは『リスクの小ささ』


一般にインターネット起業を成功するためには、以下の過程を経ることになります。


特徴を理解するために、従来型のアナログ起業の過程と、インターネット起業の過程を比較してみましょう。



~ アナログ起業とインターネット起業の比較 ~



●アナログ起業のケース


・市場調査

・見込み客想定


   ↓


・商品企画

・仕入れ

・制作


   ↓


・店舗設置

・販売


   ↓


・マーケッティング


   ↓


・販売拡大



●インターネット起業のモデルケース


・HP作成


   ↓


・市場調査

・見込み客想定

・見込み客確保


   ↓


・商品企画

・仕入れ

・制作


   ↓


・販売


   ↓


・マーケッティング


   ↓


・販売拡大


この2つのモデルを比較すると明白な違いがあります。それは、従来型のアナログ起業においては商品企画・作成が起業する前提となっていますが、インターネットの起業では、起業する時点において必ずしも商品を準備する必要はないということです。


商品の準備しないで起業するということに戸惑いを感じるかもしれませんが、これがインターネット起業の最大の特徴であり、有利な点でもあるのです。


というのも、この差は単に順番が入れ替わっただけという単純な差ではなく、この入れ替えは起業に伴うリスクを著しく低減させる効果があるからです。


従来のアナログ型起業の場合、市場調査や見込み客の想定に基づき、あらかじめ商品を用意する必要があります。


そして、そのための先行投資が不可欠でした。


しかも、市場調査に基づいて用意した商品が予想通りの売上げに結びつけばその起業は成功を収めることになりますが、その予想の精度は多くの場合不確実なもので、実際のところ『やってみなければわからない』というのが現実です。


そのため起業に伴うリスク、たとえば販売不振のリスクなどは、どうしても大きくなってしまうのです。


しかしインターネット起業においては、このリスクを大きく軽減させることができます。どういうことかというと、事前に念入りな市場調査をし、あらかじめ見込み客を確保したあとで、商品を仕入れたり作成する際の需要に基づいたプランがあらかじめ作成することができるのです。


つまり、予想の範囲でプランよりも、ずっと実際の需要に基づいたプランがあらかじめ作成できるため、販売の見通しがより明確になるのです。


そのため、たとえ同じ商品を販売する場合でも、従来のアナログ型起業よりもインターネット起業のほうが、販売不振などのリスクを小さくすることができます。