奈良の大神神社は三輪山を御神体としているのは有名な話ですが、

その三輪山の奥宮が、愛知県三河の地にある石巻山だという説があります。


大神神社の拝殿は、三輪山ではなく石巻山を向いていたり、

石巻山山頂と石巻神社上社と一の鳥居を結ぶラインが大神神社の方向を向いていたり、

石巻山一帯を治めていたのが三輪氏であり、

石巻山はかつては「神山」と書き「みわやま」と呼ばれたことから、

大神神社が「おおみわじんじゃ」と呼ばれることと深い繋がりがありそうですね。


過去記事「三輪山と石巻山と鞍馬山」参照

https://ameblo.jp/happylife3749/entry-12258565030.html


また、石巻山が人工ピラミッドではないか?という説もあるようです。


石巻山【日本のピラミッド?】

石巻山の振動の種類は特殊振動です。

ただこの山の振動は、ピラミッド山に共通している振動の強さではなく、どちらかと言うと柔らかい癒し系の振動です。

特殊な振動も、山によってどうして変わるかはわかりませんが、たくさんの測定をして行くうちに徐々に何かのヒントがつかめるかもしれません。


科学的な観点からは、日本のピラミッドと言われる山はその殆どがチャート質なのですが、石巻山は頭頂部が石灰岩質で山腹部がチャート質というように非常に際立っています。

この特異な地盤構成はこの地の活動が活発であり、造山活動によって横たわるチャート質の地盤を突き抜けて下の石灰質の地盤が露出してきているのではないかと睨んでいます。


風水では大地の気(龍脈)の吹き上がる土地を「龍穴」と言いますが、石巻山はその「龍穴」なのもしれません。

不思議なことに日本国内のほとんどの大きな龍穴とされる場所には古社が鎮座しており、またその土地は天変地異とは無縁だともいいます。

伊勢神宮や唐招提寺、日光東照宮なども龍穴とされていますが、日本で一番古い大神神社の元宮である石巻山は、実は日本最古の神社なのかもしれませんので、龍穴である疑いは充分過ぎるほどあります(笑)。


ヤッズ氏のブログ記事より抜粋

http://aioi.blog6.fc2.com/blog-entry-1723.html


そんな伝説が飛び交う石巻山ですが、

ハイキングやサイクリングで利用する方が多いです。


私の目的は神社巡りですが、何か?

自転車にも乗らず、登山の格好もしてない私は、明らかに浮いていました滝汗




石巻神社

式内社(三河国八名郡石巻神社)。

旧社格は郷社であり、三河国四宮とされる。


創建時期は不明。

孝安天皇または推古天皇の時代の創建ともいわれている。

元々は石巻山自体が信仰の対象と推測される。


吉田城の鬼門にあたるため、吉田城築城以来、歴代城主の信仰を受けていたという。

石巻山の中腹の奥宮(上神社)と山里の里宮(下神社)に分かれている。

奥宮では管粥祭(くだがゆまつり)、里宮では鬼祭(おにまつり)が行われる。


ご祭神は、大己貴命


ご神紋は、杉紋。

大神神社のご神紋は、三杉。



まずは、石巻山ふもとの石巻神社里宮(下神社)にお参り。





狛犬





拝殿左手に新しい祠が5つ鎮座。

天神社、山神社、作神社、伊雑皇社、稚庁神社。



続いて石巻神社 上神社へ。

山頂付近にある駐車場までは車で移動。笑



みどりの日ですからね、緑を楽しまないと♪






絶景を見ながら、登っていくと

鳥居が見えます。



手水舎には龍がいますね。



拝殿が見えてきました。



おお雰囲気ありますねぇ




一歩間違えるとおどろおどろしく感じる神域です。






足元に気をつけながら本殿をチラ見して…



景色の良い方の参道を通って登って来たので、帰りは鳥居がある方で降ります。


そこで見つけた道案内の看板



「石巻山は石巻神社の所有地です」

山頂まで20

行ってみようかなという気になりました。


がしかし、この山道


登山慣れてないど素人の女の子がひとりで軽装で登る場所じゃないな



そこで見つけた「奥の院を経て山頂へ」の案内板。

「奥の院」は、見てみたい!


無理だと思ったら引き返そう!

行けるところまで行ってみよう!と歩き出し、

すぐに祠を発見。



階段を登って参拝。

稲荷社らしきもので、奥の院ではなさそう。

稲荷神社の前に立つと、祝詞よりもお経を唱えたくなるのは何でだろう?


そして歩き出すが、先行く道を見てもう無理だと判断し、折り返しましたガーン



この整備されてない登山道を登った方のレポートです。

http://bqspot.com/tokai/aichi/6739


「蛇穴」の伝説

昔、この知の村人が雨乞いのために石巻山に登ったところ、大きな白蛇が現れて社を作るように告げました。

村人がお告げの通りに祠を作ると、岩の間からこんこんと霊水が湧き出し、村の人々は日照りから救われましたとさ。

この穴はその大蛇が住んでいたと伝えられているものです。


「ダイダラボッチの足跡」

その昔、ダイダラボッチが、石巻山と本宮山をまたいでおしっこをしたところ、豊川ができたと伝えられています。

石巻山に片足の跡、本宮山にもう片足の跡が残っています。


「コノシロ池」

美しい湧き水がたたえられています。

昔石巻山が出来た時に、取り残されてしまった魚(コノシロ)がこの池に棲んでいたとも、さきほど書いたように大きな白蛇が霊水を湧き出させた池だとも伝えられています。

この水は飲料水として飲むことができます。地元の方は無病息災の霊水として飲むそうですが、最近は恋愛成就のご利益があるパワースポットとして人気なんだとか。



*石巻神社の「奥の院」はコノシロ池の手前にあり、

この社には六芒星が刻まれた金属板が祀られているそうなので、

今度は登山用の格好してリベンジですな。



ふもとの鳥居をくぐって頭を下げたら頭がクラクラ。

エネルギー酔いした感じになりました。

山頂まで行ったらお告げをもらえた人もいるそうなので、

体調の良い時にまた訪れてみたいですね。




正直なところ、本当に三輪山の奥宮なのか?

ご祭神は大己貴命なのか?疑問の残る体感でした。



続いて、ダイダラボッチのもう片方の足跡がある本宮山へ向かいます。