前回の記事では
吸入薬の変遷をご紹介しながら
なかなか調子が安定しない直近1年の話
を投稿しました。
今回は
この1年で忘れられない
市販の風邪薬事件
をご紹介します。
コロナ禍が明けて
誰となく風邪菌を持ち帰るようになった昨年の秋のとある連休初日。
久しぶりに風邪っぽい風邪をひきました。
そこそこ予定のある連休だし…
クリニックももちろん連休だし…
ここはとりあえず市販の風邪薬で乗り切ろう
とル○アタックE○を飲んだんです。
そうしたら
1時間も経たないうちに
猛烈な喘息症状
鼻詰まり
腹痛
がいっぺんにやってきました
発作止めの吸入薬(サルタノール)なんか
全然役に立たないくらいのやつでした。
結構な深夜で子ども達は寝静まり…
夫は単身赴任で不在で…
その後も
正常な思考回路は働かぬまま
ひたすら耐える…
ただただ耐える…
結局のところ
数時間後には予想外にすっと落ち着いたんですが…
と思ったくらいの出来事で
今思い出しても怖いです
直後に呼吸器内科の定期通院があったので
恐怖事件として相談したところ
アスピリン喘息は、
解熱鎮痛薬であるNSAIDsを使用すると、
喘息発作が起こってしまう病気。
この半年前
以前のブログで触れたように
湿布薬(ロキソニンテープ)で発作がおきたのも
アスピリン喘息だったからのようです。
当時は
湿布薬と喘息が関係しているだなんて
つゆにも思わずだったので…
この場に及んで
驚きの伏線回収となりました
喘息のある方は、
市販の風邪薬服用や湿布薬の使用にあたってはご注意くださいね。
(もちろん、アスピリン喘息がなければ問題ないそうです)