今日の日経平均は下げましたね。
今週末を控え様子見でしょうか。
前回ブログの続きです
まずは日程のおさらいです
3月を例にすれば
権利付き最終日:3月27日(水)
権利落ち日:3月28日(木)
権利確定日:3月29日(金)
です。
(月途中が権利確定日の株もありますので注意)
つなぎ売りのおさらいです
①現物取引で権利付最終日の9時前(寄付前)までに
買い注文を発注。
②現物注文後に信用取引で
同じ銘柄・同じ数量・同じ株価で
新規売建注文を発注。
③権利落ち日15時半以降に
保有する現物株式で
信用の売建玉を返済する現渡を実行。
例を入れてみると
①現物取引で
3月27日(水)の9時前までに
A株を100株成行で買い注文を発注。
②現物注文後に信用取引で一般信用で
A株を100株成行で売り注文を発注。
①と②は同時にします。
つまり、②までを3月27日(水)の9時前までに済ませます。
株価を指定しても良いですが
成行の方が同時に売買が約定するとのこと。
③3月28日(木)15時半以降に
①で約定した現物株式A株で
②で約定した信用売りA株を
現渡(品渡)します。
信用売りは証券会社からA株を
100株借りている状態なんですね。
なので借りたA株を返済するために行います。
これが何で
リスクを抑えて株主優待を賢く取得する
方法なの、と思いますよね
2000円で100株現物買いし
権利落ちで1800円になれば
20円値下がりとなり
2000円の含み損になります。
一方
2000円で100株を売っているので
1800円になったA株で返済すれば
20円の差分は
2000円の利益になります。
含み損と利益が相殺されて
リスクが抑えられるのです。
もちろんリスクは0ではないので
次回リスクについて書きますね~。