国際通貨基金(IMF)が
日銀に金融緩和終了を提言したそうですね。
IMFは世界の経済と金融市場の動向を監視し
加盟国に経済政策の助言を行っており
その一環で冒頭の提言を行ったようで。
金融緩和策の解除が近づいているということでしょうか。
日銀の大規模金融緩和緩和策は
以下のブログにも書きましたが
ひとつずつ政策をみていきます
まずは
①長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)
について
国債は満期までの期間ごとに金利が異なり
その金利をつないだものを
利回り曲線(イールドカーブ)と言います。
その曲線全体を
短期金利マイナス0.1%
長期金利の誘導目標0%
程度に抑えるように操作しています。
②マイナス金利導入で日銀に預けても損をするため
国債を購入する銀行が増え
国債価格が上昇、長期金利が低下したため導入されたそうで。
長期金利が低下しすぎると
国債で運用している年金や保険の利回りが悪化するのですね。
日銀の国債買い入れを柔軟にして
長期金利が0%になるようにしています。
ここ最近は買い入れ額減少の方向のようですね。
マイナス金利解除後も
大きな変化にならないようにするとのことですが
国債買い入れの変化
長期金利の変化
も考えていかないとですね~。