9月14日、13時33分、

うお座の月と乙女座の太陽が

向かいあい、満月となります。

 

 

この満月は、

今年一番小さく見える満月。

月の軌道の地球から最も遠い場所で

起こる満月です。

スーパームーンの逆の現象ですね。

 

満月前日の

9月13日22時32分に

月は最も地球から遠ざかります。

 

この日は旧暦の8月15日で

中秋の名月ですが、

どんなに遠い場所にあっても、

雲に覆われて見えなくても、

月が放つ癒しの力は、

この地球に降り注いでいます。

 

画像は国立天文台HPからお借りしました。

 

今回の満月は、

月の遠地点である

リリスというポイントの

近くで起こる満月です。

(占星術のリリスは厳密にはいろいろあるのですが、

この記事では月の遠地点のリリスについて書いています)

 

月の軌道で

一番遠い場所のリリスは、

月=心の中の一番光が当たらない部分、

心の奥底に抑圧した願いを意味します。

 

無意識のうちに押さえつけたり、

封印していたもの、

秘められた願望、

やってはいけないと

タブーを感じることなどです。

 

月は女性性を示すので、

封印され抑圧されてきた

女性性のエネルギーとか、

女性ならではのしがらみ

という意味もあります。

 

そのリリスに

月と海王星が重なり、

木星が葛藤の配置を

なげかけていて、

リリスの封印が、

ゆるんで溶けていく配置です。

 

そしてリリス、月、海王星という

女性性の天体に対して、

太陽と火星という男性性の天体が

180度で向かい合っています。

 

女性は古代では女神だったのに

ある時を境に、いきなり貶められた。

 

そんな封印されていた

女性性が解放され

男性性エネルギーと、

正面から向きあい

折り合いをつける時です。

 

 

この満月では、

かなり深いレベルでの

変容がある配置です。

 

罪悪感を感じてしまい、

今までは自ら出すことを

恐れていた自分の本当の力を

解放していく時。

 

それが本来の自分らしさであり、

他人から見ると魅力的な部分で、

人を惹きつける力です。

 

また、叶えてはいけないと

封印していた願いや思いも

出てきやすいかもしれません。

 

封印していた思いを緩めること、

封じ込めていた自分を許すこと、

それが浄化になり、癒しとなります。

 

満ちた月に思いをゆだねて、

自分と向き合ってみてください。

 

 

うお座満月の癒しの力が

みなさまに届きますように!