5月19日、6時13分

さそり座で満月を迎えます

 

 

5月の満月の時に、

京都の鞍馬寺では

ウエサク祭が行われます。

お釈迦様の降誕の日、

悟りを開いた日、

入滅の日、

このすべてがヴァイシャーカ

(インド暦第2月)の第一満月の夜で、

これが現在の暦だと、

5月の満月にあたるのだそうです。

 

そこから、5月の満月の夜は、

天と地上の間に道ができて、

強いエネルギーが降り注ぐと言われています。 



先月行った鞍馬寺の写真。

写真では小さいですが、

柱に五月満月祭の張り紙があります。

 

そんな強い力のある今回の満月は、

冥王星と調停の角度を取ります。

 

冥王星はさそり座と仲良しの惑星なので、

冥王星とさそり座パワー満載の満月です。

 

 

3月と4月の天秤座満月も

太陽と月が6ハウスー12ハウス

だったので、今回で3回連続の

6-12ハウス満月です。

 

6ハウスも12ハウスも

新しい社会、新しい世界へ向けて

過去を振りかえったり、

自分を見直しながら

準備や調整をする場所です。


これが3回連続で続くというのは、

やはり今までの経験から

自分を再度見つめて

変容するための重要な期間

なのだと思います。

 

そして満月の起こる28度は、

松村潔先生によると

過去を踏み台にして突破する

という意味を持つ度数。

 

そしてさそり座は

人とふれあうことで起こる変化

意味する星座です。

 

そのため、今回の満月は、

過去を振り返りながら、

進みたい未来に

ふさわしい自分へ

変化していくこと

テーマとなる満月です。

 

 

元号もかわり、

転換期を迎えている人たちも

多いと思います。

 

変化のタイミングでは

新しい世界へ向かうときには、

「その世界に行く自分には

何が足りないか」

に視点が向きがちですが、

今回の満月では、

「自分にはこれがある」

ということを思い出していくことが

大切です。

 

「自分にはない」という視点は

他の人は持っているのに、

他の人はできるのに・・

という視点がベースになっていますが、

他の人と自分は違って当たり前!

 

他の人の優れてるところは、

それはそれでよしとして、

他の人へ向けていた視点を、

一度あなた自身に向けてみてください。


あなたにできることや

持っているものは何か

自分自身を見つめてみてください。


必ずあります。


あなたという存在は、この世界で

唯一無二の尊い存在です。

 

そこに光を当てながら、

前に進んでいってくださいね。


 

みなさまにとってよき満月となりますように

 

えみこ