8月11日、18時59分、
獅子座で新月を迎えます。
今回の獅子座新月は、
部分日食をともなう新月となります。
(日本では観測できません)
7月から3回、
蝕をともなう新月と満月が、
続いていましたが、
この獅子座新月で最後となります。
月食や日食は
心と体の浄化、
不要なものを終わらせる
リセットする、
生まれ変わる
という意味があります。
この夏は、徹底的に
浄化やデトックス、
変容を起こすような流れを
促すような星の配置でしたが、
今回の新月で、その仕上げが
行われるような配置となっています。
現在、占星術で主に使われる
10天体のうち、
水星、火星、土星、
天王星、海王星、冥王星と
6天体が逆行しています。
6つの天体が、同じ時期に
逆行しているということは、
あまりないので、
逆行の影響が
強くあらわれやすくなります。
過去にできなかったことを、
やり直したり、
あいまいだったことを
はっきりさせたり、
うまくいかなかったことを
修正する、見直しをする
ということがテーマとなります。
特に火星の逆行が終了する
8月27日までは、
過去を見つめなおすことで、
前に進めることが多いと思います。
過去をふりかえり、
当時の自分は、
本当はどうしたかったのか、
今からでもやり直せることはないか、
自分の心を見つめなおしてみると
よいでしょう。
今回の新月は6ハウスで起こります。
6ハウスは、
日々のルーティンワークや健康、
準備やメンテナンスを意味する場所です。
この太陽と月に、
逆行中の水星が重なっていて、
拡大の星・木星が葛藤や手放しを
うながす配置にあります。
過去を振り返ることによって
自分自身の心と体の
メンテナンスをするとよい時です。
以前にやっていた健康法や
ダイエットなどに再チャレンジ
するのにも良い時です。
また、日々、なんとなく行っている
ルーティンワークについても
見直ししてみるとよい時です。
自分の中でしっかり優先順位を立てて、
やらなくていいことをやめるとか、
惰性でなんとなく続けていたことには
区切りをつけるなら、
このタイミングで終わらせるとよいでしょう。
ずっとやり続けていたことを
すっぱりと辞めるのは、
とても勇気がいるし、
はじめる時以上に
エネルギーを使うこともありますが、
今、整理をしておくことで
ゆとりやスペースをあけておきましょう。
そのあいたスペースから
秋以降に新しい流れが
入り込みやすくなるでしょう。
獅子座19度のサビアンシンボルは、
ハウスボートパーティー
ハウスボートは、
生活に必要な設備がついているボート。
そんなボートでのパーティーを
行っている様子をあらわすシンボルです。
水に浮かぶボートの上は、
地面という現実の世界ではない場所にある
非日常を体験できる空間。
そんな場所で、
現実世界での価値観、
現実世界での考え方から離れた場所で、
パーティーをして楽しく盛り上がる
ことを意味しています。
非日常生活での楽しみつつも、
陸地という現実社会に、
いつでも戻れる場所がハウスボート。
非日常での楽しい世界は、
そこに行きたいという
自分の強い意思や情熱次第で、
いつでも現実の世界に
取り入れることができる、
というのが、今回の新月のシンボルです。
6ハウスで起こる新月なので、
自分の楽しく過ごす世界や
自分らしさを発揮する場所を
作るために調整していく。
自分の望む未来と、今の自分とを
照らし合わせながら、
メンテナンスすることを意識しながら、
この半年を過ごしてみてください。
次の獅子座での蝕は、
2019年1月21日の獅子座満月。
満月は、完成という意味もあります。
今回の獅子座新月で描いた理想を
半年後の獅子座満月で完成させるよう、
あなたが輝く世界をつくっていきましょう。