9月20日14時31分ごろ、
乙女座で新月となります。
現在、太陽、月、水星、金星、火星と
5天体が乙女座にあります。
乙女座は柔軟宮の星座。
現在、射手座に土星、
魚座に海王星があるので、
7つの天体が柔軟宮にある新月です。
柔軟宮は、その名の通り、
柔軟に環境に適応しようする星座。
その中でも乙女座は、
現実的なものに価値をおく星座です。
現実を見つめて、分析や調整をして、
実務的に、理知的に、
物事に対応していくという性質があります。
今回の乙女座新月も、
そういった意味が強く出ています。
そして、獅子座新月が2回続いた後に
迎える新月なので、
これからしばらくは、
新月は星座の終わりの度数で
起こる新月が続いていきます。
終わりのほうの度数は
その星座の性質を十分に極めた結果、
もっと進化するには
何が必要かを模索して
次のステップ(次の星座)に
進んでいくための準備の段階です。
今回は乙女座から天秤座へと
向かっていくエネルギーを持つ新月。
乙女座で現実をふりかえって分析して、
社会に出て適応していくために
自分のあり方を調整する時間から
天秤座で外の世界に出ていき、
積極的に人と関わっていく
そんな時間をつないでいる新月となります。
新月の起こる乙女座28度の
サビアンシンボルは
スキンヘッドの男
スキンヘッドの男は、
外の世界と
自分の頭・思考の間には
緩衝するもの=毛髪がありません。
自分の頭の中にある考えを
ストレートに表現していくこと、
とりつくろわないで
ごまかさずに本音で生きる
という意味のシンボルです。
そして、この新月には、
土星が問題提起をする配置になっています。
土星は
いらないものや、
無駄なものを取り除いて
現実におとしこんでいったり、
後まで続いていく形に安定させていく天体。
この新月は
過去をふりかえって
どうしたら、よりよくよかったのかを考えて、
それを踏まえながら、
新しい未来を思い描いていく時です。
自分の本質をしっかり見つめること。
そして無駄なもの、
いらないものには終わりを告げる時。
何かをとりつくろったり、
隠すことなく、
自分の本音で生きること
ありのままの自分で
純度100%の自分のまま
新たな日々を過ごしていきましょう
乙女座新月を過ぎると
9月23日には秋分を迎えます。
秋分は1年の折り返しでもあり、
今まで磨いてきた自分の世界を
外に還元していく時。
昼と夜の長さが同じになって、
エネルギーの切り替えポイントでもあります。
秋分については
また改めて記事にしますね。