京都旅行3日目(4月29日)
早起きして、イノダコーヒー本店でモーニング。
7時開店なのですが、7時10分に着いたところ、
席がかなり埋まっていました。
やはり人気店なのですね。
その後は、叡山電鉄で鞍馬へ。
鞍馬山は千手観音、毘沙門天、護法魔王尊の三身を一体として「尊天」として祀っています。
650万年前に金星から鞍馬山に降り立ったという護法魔王尊は活力の象徴で大地の霊王、
千手観音は慈愛の象徴で月の精霊、
毘沙門天は光の象徴で太陽の精霊。
この三身が一体となった「尊天」は
この世に存在するもの全てを生み出す宇宙生命体で宇宙のエネルギーなのだそうです。
神仏習合とも違いますし、鞍馬山の信仰形態は独特で興味深いです。
太陽と月のパワーを感じて、
もっとホロスコープを読む力をつけて、
社会貢献したいと、
鞍馬寺の本殿で手を合わせて祈願しました。
「まずは自分を満たすことが先。
そうすれば他者を助けられる」
って、声が頭の中に聞こえてきました。
「尊天」の声のようです。
神社仏閣での祈願中に、こういった声を
聞くのは初めてだったので、すごく嬉しかった。
そうだ、私、もっと自分を大切にしようと
改めて思いました。
地面の真ん中の六芒星の中の三角の地点が、金剛床といって、天と地のエネルギーが交わる場所。
ここに立ってエネルギーを受け取っている人がたくさんいました。
鞍馬山には、すごい気が流れていますが、
私が特に感じたのは、鞍馬寺の霊宝殿をすぎて、
奥の院へ通じる門に入ろうとした時。
ここにさしかかった時、突然、ビビッときて、
ものすごい愛と力を体中で感じて、
涙が出てきました。
この時代に、生きててよかった。
この世界は光であふれてるんだ。
うれしくて、幸せで安らかで、
感謝の気持ちで胸がいっぱいで。
ただ階段を登っていただけなのに、
突然、涙が出てきて、
自分自身でもびっくりしました。
そして、自分の前世の一つの場面が少し見えて、
やっぱりね、そうだったんだって思いました。
いろんな前世を体験して、
私は、今、この世界を選んで生まれたんだと
実感した出来事でした。
そんな体験ができて、
胸がいっぱいだったのですが、
やはり貴船への山道はきつかった…。
木の根が露出した道のアップダウンがつづくので、歩きやすい靴で来てよかった。
山門で杖を借りることができるのですが、
借りて正解でした。
1時間歩いて貴船川沿いの鞍馬山西門に到着。
ここで杖を返します。
そこから貴船神社までは貴船川沿いを徒歩数分。
朱塗りの鳥居と青もみじのコントラストが美しい!
本宮の社殿前に湧き出る神水におみくじを浸すと文字が現れる「水占みくじ」を引いてみました。
「病気は軽からず。信心せよ。」
山道歩いて、膝が痛くなったし疲れたので、
まだこの時点では12時でしたが、
ホテルの戻って休むことにしました。
ちょうどホテルに戻ったら、
雷がなって雨が降ってきました。
おみくじのお告げ通り、無理せず、
雨に濡れずによかった

お昼寝して、起きたら3時半。
疲れもだいぶ癒えたので
祇園にある建仁寺塔頭の正伝永源院へ。
春の特別公開期間中なので、
庭園を見ることができました。
ちょうど4時半になってしまい、
あと20メートルくらいだったところで、
閉門してしまいました。
きっと今日は行くタイミングではなくて、
他に行くところがあるんだなー。
どこに行こうかな〜とぼんやり考えて…。
いつも自分用のお土産を買う
梅干しの「おうすの里」と、
せっけんの蒟蒻しゃぼんがある清水坂へ。
祝日なので、清水坂は激混みでしたが、
お目当のものを買えて大満足

清水寺はまだ混んでるだろうから、
明日の早朝に行くことにしました。
夕食は夫のリクエストで、
河原町三条の進進堂にて。
明日は早いので、早めに寝ました。
京都旅行記4日目に続きます。