美人の皆様、こんにちは。キャロです。
本日も、オンライン無料カウンセリングサイトココロノマルシェ(主宰は師匠根本裕幸)に寄せられたご相談に回答致します。
お母様やご家族に対する怒りを消せない方からのご相談に回答しました。
怒りを相手に直接ぶつけるのをやめましょう。
自分の感情を自分で処理するためにできることをいくつかお伝えします。
正しいか正しくないかで物事を判断するのをやめましょう。
あとは自分軸を強くするのも大切ね。
(私の独断で改行と太字改変を行いました。)
Nさん、こんにちは。キャロと申します。
怒りの解放に向けて、お恨み帳※を書いたり継続カウンセリングを受けてらっしゃるのは素敵ですね!
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ただね、お母様に対して抱いた感情をお母様に伝えても感情の解放は進みません。
Nさんが「なかなか憎い感情が消え」ないのは、お母様に気持ちを伝えてらっしゃるからじゃないかしら。
お母様に気持ちを伝えた時、どんな反応がありましたか。
期待するような反応は得られないでしょう。
むしろ、相手に気持ちをぶつけたことで、自覚せずとも罪悪感が生まれている可能性があります。
期待が裏切られると、余計怒りが湧いてくるのではないでしょうか。
しんどいでしょう。
相手に期待するのをやめて、ご自身の感情はご自身で処理しましょう。
極端な言い方ですが、Nさんがお母様に何かされて怒ったとしても、お母様には何の関係もありません。
同じことをされても怒る人と怒らない人がいるでしょう?
ですので、怒りを抱くのは相手のせいではなく、ご自身の問題です。
お母様が怒らせたのではなく、勝手に私が怒った。
このように考え、生まれた感情はお母様にぶつけず、お恨み帳に書くか、第三者に聞いてもらいましょう。
お恨み帳に似ていますが、お母様宛に出さない手紙を書くのも効果的でしょう。
もしくは、目の前に椅子を置いてください。
そこにお母様がいらっしゃると思って、たくさん言いたかったことを話しましょう。
椅子にぬいぐるみなどを置いてみるのもいいかもしれません。
自分の感情を自分で処理することは、主体的に生きることにつながります(自分軸)
さて、Nさんはお金を借りた話で、正しさについて言及されてらっしゃいますね。
ちょっと正しさについてここでお話しますね。
例えば、Aさんが青い服を着ることが正しいと判断したとしましょう。
すると、黒い服を着たBさんはAさんにとって間違っていることになりますね。
でも、Bさんは自分を正しいと思っています。
ここで、AさんとBさんがお互いが正しいと主張し続けるとどうでしょう。
争いが起こって、うまくやっていくことは不可能でしょう。
何が言いたいかと申しますと、物事を正しいか正しくないかで判断すると行き詰まるってことです。
いつも人間関係で悩んでらっしゃるとのことですが、正しいを基準に物事を考えるのをやめてみませんか。
楽しいか楽しくないか、など感情に従って判断されるのを私はオススメします。
怒りを手放すには、相手を理解することも近道だと私は思います。
なぜお母様はあなたを嫌な習い事にムリヤリ行かせたんでしょう?
なぜお母様はあなたをお父様から守れなかったんでしょう?
お母様は本当はあなたを尊重したかったのに出来なかったとしたら、どんな理由があったでしょう。
考えてみてはいかがでしょうか。
もしくは、お母様があなたを尊重してくれなかったおかげで得られたことはありますか?
お母様が家族や親戚の前で恥ずかしかった出来事をニヤッとした顔で話したおかげで、〇〇できるようになった。
嫌いな習い事に「いいから行きなさい」と言われたおかげで、〇〇できるようになった。
なかなか難しいですが、嫌なことを通じて学んだこと、それがあるからできるようになったことなど、恩恵を考えてみてはいかがでしょうか。
ここからは少しだけマニアックなお話をします。
生まれた感情を相手にぶつけるのは、相手に何とかしてほしいと言う依存心のあらわれです。
正しさにこだわる奥にも、依存が隠れていると考えます。
詳しい説明はパス。
また、幼い頃(親に依存する時代)に守ってもらえなかった場合も依存心を抱え続けがちです。
依存状態は、他人に何とかしてもらおうと思っている状態。つまり他人軸。
今後は自分軸を強化すると、今の問題も解決しやすいのではないかしら。
そのためには、(ちょっと不自然ですが)主語をつけて話しましょう。
ご相談文に時折誰の話か私には分からない箇所がありました。
主語を意識すると、ご自身と他人の線引きがしやすくなるでしょう。
今はお母様との距離が近いように見受けられます。
反発しながらも、結果的にお母様の気に入るような行動をとっていることはあるかしら。
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また、私はどうしたいかを常に考えましょう。
正しさにこだわってどうすべきかを考えていると自分軸を確立しにくいです。
あとはまぁ、復讐だとか、怒りでお母様と繋がろうとしてるのでは?といった話もありますが、対策は同じなのでパス。
まとめると、本人に直接気持ちを伝えるのをやめてお恨み帳を書くか、第三者に吐き出しましょう。
お母様に出さない手紙を書いたり、お母様が目の前にいると思って気持ちを吐き出しましょう。
正しさを手放しましょう。
お母様を理解しましょう。
嫌なことを通じて得られた恩恵を受け取りましょう。
こんな感じです。
最後にボソッと言うと、嫌い嫌いも好きのうち。
お恨み帳を書き続けると、今まで気付かなかった気持ちが生まれるかも知れません。
Nさんと、この回答をお読みになった方々へ。
ご質問や、私に話したいことなどございましたら、いつでもお問合せフォームよりご連絡くださいませ。
いつだって好きなようにやりなはれ。
どうやったってうまくいくわ。
そうじゃなかった時は、一緒に次を考えましょう。
応援しています。
キャロ
ただいま私のカウンセリング枠は縮小しています。
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