美人の皆様、こんにちは。キャロです。
合宿が終わって、私はエネルギーを使い果たしたのか、昨日と一昨日はぐったりしていました。
今日はその合宿での学びを3つつらつらと。
1.職員さんからの学び。立場のある方ほど謙虚。
2.泣く子を前にして、私の成長に気付いた。
3.相手には相手のペースがあると痛感。
この3つね。
ホテルフクラシア大阪ベイのHPより。
私は某通信制高校の自己肯定感を高める合宿に講師として水曜日まで4日間参加していたのよ。
その合宿の最終目標は、AO入試に合格するメンタルを手に入れることね。
志望校合格よりも、自己肯定感を高めることに重きを置いていることに私は惹かれて参加しました。
そんな目標を掲げる学校の職員さんと関われて、私自身、今年もすごく勉強になりました。
職員さん達は、今年も少ししか話していない私達講師陣の性格をすぐに見抜いて、業務内容を割り振ってくれてん。
おかげで、私はめっちゃ働きやすかった。
その高校の生徒のほとんどが不登校経験者らしい。
そのせいか、職員さん達の対応はいつもとても柔軟でした。
職員さんは、生徒に寄り添う姿勢も欠かさない一方で、私達が働き易いように動いてくれました。
このバランスを保つのは難しいやろうになー。
その学校の№2さん(普通の高校でいう教頭?副校長?)は、ただもんではないオーラがぷんぷんしていました。
その方がぴしゃりと戒めの一言をおっしゃっても、全く場の空気が悪くならないねん。すげぇ!
そんな方なのに、私みたいな小童にめっちゃ丁寧。
「やっぱりプロの方は全然違いますね。」とかさ、私が働き易いように声掛けしてくれたわ。
生徒8,000人を擁する通信制高校のナンバー2を前にして、私なんか足元にも及ばんというのに。
その方はどうしたらこの合宿がもっと良くなるかなど、小童の私に訊いてくださり、私の声にもめっちゃ熱心に耳を傾けてくださいました。
もっと偉そうにしてても不思議ではないのになぁ。
こういう方やから、今のお立場なんやろうなぁと勉強になったわ。
私はどの生徒にも、生徒自身の将来の夢について10分くらい話してもらったのね。
とは言え、私が話せる人数に限りがあるから、希望者だけね。
私は生徒の夢は全力で応援しているし、いじめようなんて全く思っていない。
私はただ、生徒にひたすら質問するだけ。
せやけど、生徒の態度は人によってまるで違ったのよ。
私と話して泣き出して、私を徹底的に避ける子も居た。
泣き出した後に私にめっちゃ懐いて、もう少し私の近くに居たいと言う子も居た。
その子は人に褒められることがなかったし、不安で仕方なかったから、私に褒められてめっちゃ安心したらしい。
一度私と話した後に、何度も私のもとに来て、いっぱい質問してくる子も居たな。
去年は話した生徒のほぼ全員が懐いてきた記憶があったから、正直私は泣かれてびっくりしたわ。
私は同じ対応をしてるつもりだけど、相手によって反応は違う。
以前の私なら泣いている子を見ておろおろしてたと思う。
私が悪いんやと自分を責めたやろうし、泣き止ませようとしてたと思うわ。
でも今はムダに自分を責めなくなったし、泣きややんでもらおうとは思わなかった。
泣きたいなら泣いたらいいしねぇ。
私自身の成長を感じたわ。
働きながら気づきを得られるなんて、ええ仕事。
天井高10m。収容人数600人の会場に100人もいなかった。疎。これも同HPより。
相手には相手のペースがあるんでしょうなぁ。
去年参加した時よりも、見違るほど成長していた子が居たわ。
その子には去年と同じことを伝えたけど、受け取り方が全然違ったわ。
去年の彼女は泣きそうな顔で私の話を聞いてたけど、今年は積極的にどんどん質問してきたし、私と話すのが楽しそうやった。
そんな姿を見てたら、相手がいつ受け取るか分からんから、私はひたすら自分の伝えたいことを伝え続けようと思ったわ。
もちろん、押し付けるわけじゃないよ。
相手が受け取ってくれると信じて、私なりに伝えたいことを伝え続けることは大切なんやろうなと思ってん。
だからあなたも、相手の反応を期待せずに、伝え続けておくれ。
ほら、期待は裏切られるっていうやん。
信じていれば、いつかそれは相手に届くで。
それを痛感する学び多い合宿でした。
いつも思うけど、人と関わると勉強になるわ。