昨日の記事にも書いたけど、
私は彼に禁煙を強制してたことがあります。
禁煙が正しいと思ってたんよ。
彼に健康でいて欲しいという私なりの拙い愛情表現でした。
だってどーでもいい人にはあれこれ言わないもん。
でも相手に自分の正しさを押し付けることは、
ただの相手への攻撃なんよね。
その辺を綴りました。
大好きな人には別の愛情表現を
自分なりの「正しさ」を周りに
押し付けまくっていた私が
今日は反省の意味を込めて伝えたいお話です。
「彼氏なら浮気しないのは当然」
「上司はきちんと部下の面倒を見るべき」
「普通友達の彼氏は奪わないよね」
「後輩が先輩に敬語使うのは常識でしょ」
こういった考えはそれを信じる人にとっては
「正しい」とされています。
でも、こういった自分なりの「正しさ」を
主張すると、時として争いが起こります。
私は正しいと主張することは、
相手は間違っていると攻撃することと同じ。
「私は間違っていない。変わる必要がない。」
「相手が変わるべきだし、相手が悪い。」
相手の話に聞く耳を持たず。
それってケンカの始まりじゃない？？？
間違っている相手に間違いを伝えて何が悪い？
そうやね、あなたの意見で相手が
自分が間違っていると気付いたら
相手の成長につながるとは思うで。
ただ、相手も「自分は間違っていない」と
主張してきたらどうする？
話は平行線ね。
それで仲良くできそう？？
相手に自分の意見を押し付けると
幸せとは縁遠くなると私は思う。
自分の正しさを主張する人は、
相手の意見を聞いていない。
それって、相手を尊重していますか？？
自分の価値観を声高に主張するのではなく、
相手がどう思っているのか聞いてみるといいよ。
例えば、外国人を例に挙げましょうか。
あなたの家に外国人が土足で上がってきたとしましょう。
あなたは、日本では靴を脱いで家に上がるのが正しいと思ってるよね？
そこで、ここは日本だから靴を脱いで上がれ、とあなたが言ったとします。
外国人がそこで納得してくれたらいいでしょう。
でも、自分の国では靴を脱がないのが正しいから脱がない、と主張してきたらどう？
どっちもお互いの正しさを押し付け合うだけで、仲良く出来ないやん。
でもあなたが、相手の国ではそうなんだ、と相手の考えに耳を傾けると違うよね。
きっと相手もあなたの話を聞いてくれるよ。
これが投影。
相手を変えようとするより
自分が変わる方がはるかに楽なんだけど、
その話はまた改めて。
というわけでさ、
人間関係がうまくいくコツはさ、
自分なりの正しさを脇へ置いといて、
まずは相手の意見に耳を傾けることかな。
そこをすっ飛ばすと、相手と
話し合っても全く溝は埋まらない。
いつまでも彼氏と同じことで喧嘩する人は
相手の話をちゃんと受け止めてるかな？と
質問したくなります。
なぜなら私が以前、
自分の正しさを主張しまくって
周りとぶつかってばかりだったからさ。
この記事にあるように、
彼氏に禁煙を押し付けたりね。
あの時の私は、禁煙こそ正義と思ってたし、
喫煙により肺が痛む様を病院でずっとみてて、
大切な人には健康でいて欲しいと思ってた。
未熟な私なりの拙い愛情表現でした。
でもそれが相手への攻撃になってた。
どうせなら別の愛情表現をしたいよね。
自ら疲れることをしてたなー。
詳しく書くと長くなるので、
さらっとだけ突っ込んでみます。
そんなに自分の正しさを主張する人は
自分に自信がないんだよね。
他人を尊重しない人は
自分のことも大切にしていない。
だから、正しさを捨てられない人は
まず自分を大切にしてみて。
そして一つだけ考えてみて。
ずっと自分の正しさを主張する人は、
自分を認めて欲しい気持ちが強い。
あなたは子どもの時、誰に対して、
自分の気持ちを分かって欲しいと
思ってましたか？
今日はちょっと専門家っぽく終わってみた。
えへへ。
私は問題解決の手段として、
必ずしも親子関係を見つめなおす必要はない
と思っています。
ただ、過去の古傷を癒した方が、
傷を抱えて走るよりも走りやすいと思うよ。
古傷を治すのってしんどいよね。
新しい虫歯よりも、
ずっと放置していた昔の虫歯の方が
治療が大変っていうやん。
ただ、親子関係を見直すと
劇的に人生が向上するよ。
私がそうでした。
まあ最後は急いで書いてるので、
なんのこっちゃ？と思う方は
スルーしてください。
2019.11.07の記事を大幅に加筆修正しました。