2021年6月21日、河町猪篠(いざさ)地区の田んぼのあぜ道に紫陽花が咲く風景があると友人から聞き行ってきました。猪篠地区では平成22年から「日本一のあじさいの里づくり」に取り組まれているとか
神崎郡神河町猪篠 312号線沿い
川沿い・農道・脇道のいたるところに約7000株のあじさいが咲き誇る風景が広がります。
歴史を感じる「銀の馬車道」と美しい自然を感じる「あじさいの径」。かなり広範囲であじさいが植えられています ぶらぶらするには広すぎます
車で農道を・・・所々車を止めて
日差しがきつく紫陽花には可哀そうな天気です あじさいは雨が似合うお花です
312号線車道沿いに咲く紫陽花
道の駅「銀の馬車道・神河」で休憩。
姫路・飾磨港から朝来市・生野鉱山をつなぐ日本初の高速産業道路とされる「銀の馬車道」(国道312号)沿線は、平成29年4月に日本遺産に認定されました。
茅葺のかんざき大黒茶屋では地元の特産品(お茶やおはぎ、七輪焼きのおかき等)が販売されています。
続いて紫陽花の咲く弥勒寺へと・・・
弥勒寺は寺伝によると、長保二年(1000年)書写山開基の性空上人が隠せいされ草庵を営まれたのが始まりと言われています。
書写山奥の院 通宝山 弥勒寺 (姫路市夢前町寺1051)
弥勒寺参道のあじさい並木
参道に咲くあじさいを抜けて山門へと
鐘楼
本堂は天授六年(1380年)備前、美作、播磨の三カ国守護、赤松義則が建立。、昭和25年に国指定の重要文化財に、本堂内の弥勒仏及び両脇侍仏も国指定の重要文化財に指定されています。
本堂の縁に「おもかるさん」
願いを込めて持ち上げましたが重かった!! 願いは叶いそうにないです
布袋さん参拝順路の先に開山堂
石段の上に山王社
山王社
(護法堂(性空上人の守護した童子乙天&若天を祀る)
開山堂 (開山堂厨子(重要))
性空上人像安置 (慶長16年(1611)造立
性空上人供養塔 (鎌倉時代)
開山堂前から庫裏の庭園を・・・
沙羅の花が見頃
蕾もまだ沢山あります
仏教ではお釈迦様にまつわる3つの植物を三聖樹として大切にされています。
お釈迦様が誕生(4月8日)になった所に咲いていた無憂樹。お釈迦様が悟り(12月8日)を開かれた所にあった菩提樹。お釈迦様が涅槃(2月15日現在では3月15日)の時に香り高く咲いたといわれる沙羅樹(さらじゅ)です。
境内のあっちこっちの石に刻まれた歌碑が・・・
弥勒寺の境内に日本一の布袋さん
日本一の布袋さんを囲んで年に一度の祭典があるようです
落垢亭
内部に布袋さんが数体置かれていました
境内の歌碑
庫裏前の庭園
庭園から本堂を・・・
石垣の上に山王社
石垣と半夏生 何とも言えない風情が・・・
山門から参道のあじさい並木を・・・
半影で生き生きした紫陽花を見ることが出来、見頃でもありました。