2021年5月31日、六甲高山植物園(神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150)でクリンソウが見頃と新聞で知り行ってきました
海抜865mの六甲山頂付近に位置する植物園は、冷涼な気候を生かして、世界の高山植物や寒冷地植物、六甲自生植物、山野草など、約1,500種を野生に近い状態で栽培されています。
西入口駐車場に咲く“大葉大山蓮華”
オオバオオヤマレンゲ
西入り口ゲート入ると鉢植えのクリンソウが・・・
鉢植えのクリンソウの横にヒナソウ
園内マップ
西入口入るとすぐ、湿生植物区 ニッコウキスゲが出迎えてくれます。
花は一日花で、朝開いて夕方には閉じてしまいますが、一本の茎にたくさんの蕾をつけ、それが次から次へと咲くために、全体としては長い間楽しむ事ができます。
今日一日の命のニッコウキスゲの花
ヒオウギアヤメ
ヒメシャガ
池に架かるプリンスブリッジ
池にコウホネ
プリンスブリッジ側にサンショウバラ、山椒の葉っぱに似ています。
こちらはハナマス
ロックガーデンへと・・・
高山植物を平地で楽しむために造られる造園形式のひとつです。高山の岩場の風景を模し、自然に近い状態で高山植物が観賞できるように工夫されています。
ロックガーデンに咲くバイカイカリソウ
ヒメサユリ
エゾルリソウ
ナデシコ科 ジプソフィラ・セラスティオイデス
高山植物の女王と称される、コマクサ
砂礫地に孤高に花を咲かせるコマクサ
ヒマラヤ区に咲く、 ヒマラヤの青いケシ ちょっと遅かったようです
青いケシとはチベット南部から中国西南部にかけて生育する高さ1.6mにもなる多年草です。
いわゆるアヘンの材料となるケシの仲間とは別です。
一人静
シコタンソウ
オオヒラウスユキソウ
マルバシモツケ
エーデルワイフ
シロウマアサツキ
フクロソウ科 ゲラニウム・サングィネウム
山野草のお花畑に咲くカラマツソウ
イブキトラノオ
樹林区にベニドウダンツツジ
湿生植物区 ムラサキセンダイハギ
食虫植物ハエトリクサの花
ヒオウギアヤメが咲く前方がクリンソウの群生地
湿生植物区のクリンソウは遅かった
山あいの湿地などに生えるサクラソウ科の多年草。花は直径2センチほどで、真っすぐ伸びた茎の周りに輪になって咲く。何段にもなる輪が仏塔の九輪を思わせることから名が付いた
花言葉「幸福を重ねる」は、段状に花が重なって次々と咲く姿からつけられたのでしょう。
ガラス室前に食虫植物ハエトリクサの花
ガラス室内の青いケシ
ガラス室に、 キキョウ科 カンパニュラ・ガルガニカ
樹林区に咲くオオヤマオオバレンゲ
ムラサキツリガネツツジ
シライトソウ
水芭蕉は花が終わり緑の葉っぱが眩しい・・・
園内一周休憩所からロックガーデンを望む
今まで無料だった駐車料が500円に、入園料も700円に値上がりしていました。
西六甲ドライブウェイから神戸港を遠望