人生ぶらぶら 2回目の妙心寺奉仕参団 | 感動はひとつづつ

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2015年7月6日~7日昌岩寺檀家役員があたり、3人で妙心寺本山参拝奉仕団に参加しました。昨年に続いて2度目です。40数名の団体に紛れ、行燈洗い、三門掃除、早朝の座禅、団参諷経、粥座(朝食)貴重な経験をしてきました。
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  花園会館 今晩宿泊地です。
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 花園会館・教化ホールで開会式です。写すのは少し気がひけたがこっそりパチリと・・・
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 14時30分~16時まで。  精霊迎えに使われる、昨年使用した行燈の紙はがしです。

「私たちは常に、自然の恵みや社会の恩恵の中に生かされています。この感謝の気持ちを思い出したとき、「報恩」の気持ちになります。ご本山でご奉仕の清掃活動などをすることが「報恩の行」となり、信心のお勤めとなります。 参拝奉仕団とはこのような「報恩の行」を積んでいただける団体参拝の一つ」だそうです。
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 大人数ですると1時間ほどでこの通り 何個あるのか?
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  一日目の奉仕作業は終了です。アイスクリーム・お菓子とお茶で休憩、おもてなしが結構あります。(庫裏の内部)
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 大庫裏 焚口 説明付き見学です

観光では「立ち入り禁止!」と断られるところまで、奉仕で入れるのがこの団参の楽しみです。
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 一度に何百人もの食事を一度に調理、配膳することができます。床が斜めになっている為、お米を洗うのはこの場所で、ゴミは隙間に入り水は排水口へと流れます・・壁が波打っているのは、漆喰が湯気で傷まない為とか、70年来使われておりません

重要文化財になっています。
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 すぐ隣に小庫裏
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 大庫裏の天井に法堂の天井に描かれている雲龍図が・・
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 大庫裏天井の雲龍図
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 南総門に続く参道
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 一日目の作業が終わり花園会館へと・・
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 夕食前の法話です。18時30分から19時30分まで法話です。命の源は地・水・火・風につながっているとか・・子々孫々まで命を繫いでいきましょうと・・・・
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 18時~19時までは薬石(祝膳)  魚、肉一切なし  生麩の鍋・湯葉・ごま豆腐・等々

ビール・お酒が付いています。これにはびっくり((((((ノ゚⊿゚)ノ うどん、これは美味しいい 

 赤出汁(写すの忘れた) ご飯 
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 夕食後、外がまだ明るいので妙心寺境内ぶらぶらです。南総門が閉まっています。くぐり戸から・・
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 真っ赤な三門 いつも門は閉まっています。

この門が開くときは勅使の方が通られる時しか開かないようです。
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 法堂 明日、法堂内で座禅です。  暗くなり出したのでお部屋と戻ります。


2日目です。5時起床
法堂

 後方 法堂  法堂(はっとう)・・・6時~7時まで座禅です。1時間の座禅心配しましたが、

色んな話があり10分程の座禅で済みました。胡坐は正座よりしんどいです。

無心になるのは、自分の息の回数を10まで数え、それの繰り返しをすればよいと教わりましたが、

思ったより難しいです。余計なことが頭をよぎります。
雲龍図

 法堂天井に3年の構想と、8年の年月を費やして描かれた狩野探幽の筆による雲龍図が見られます。(座禅の前に説明) 頭はワニ 胴体は蛇 足は猛禽類 角は鹿 色んな動物を合体させて描かれているようです。

左側から見ると昇り竜、右から見ると下り竜、どこから見ても見つめられているように描かれています。
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 大方丈から廊下を渡り微妙殿へと・・
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  観光では絶対に入れない処です
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  微妙殿で1時間の団参諷経 先祖の供養をお願いしました。(一般公開はされていません)
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 微妙殿で記念撮影です。
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 供養が終わり、微妙殿門から朝食場所へと・・
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 朝食(粥座(飯台座))は作法を教わります。お坊さんが一人ずつおかゆを入れてくれますが、合わせた手を擦り上げると(お粥の量)それで良いと言う合図です。おかずは、たくあん、梅干し、ヒジキの3種だけで、たくあんは一切れは残し、お茶で茶碗と漬物皿をたくあんで洗いお皿を綺麗にして、お茶を飲み干します。ちょっと抵抗がありました。 赤丸の中のお粥はこの世に生きる生物・飢餓に苦しむ者達への為に、とか・・・
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 2日目の奉仕作業です。 三門周りの草引き 何時も閉まっている扉が開いています。ラッキー

掃除途中にパチリパチリと・・・
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  勅使門から放生池をへて北へ向って、三門、佛殿、法堂、大方丈、小方丈、庫裏などが

一直線に並んでいます。

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  扉が開いている三門 天皇陛下が近日中に参拝される為の掃除のようです。
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 三門から佛殿を
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 佛殿
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  休憩所へと・・右側の塔は昨年掃除をした経蔵
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 庫裏内部庭を通って休憩場所へと・・
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 この庭園も昨年の草引き場所
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  休憩です。ジュースとお菓子で・・クーラーが効き気持ち良いです。
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 庫裏内部の、大廊下  後は教化ホールで閉会式です
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  昼食(斎座)を頂き下山 解散です。

昨年は台風の為、自宅直行だったが、今回は保津川下り観光です。

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  保津川下りマップ
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 保津川下り 乗船場

保津川下りは、丹波亀岡から京都の名勝嵐山まで約16kmの渓流を約1時間30分で下るスリル満点の舟下りです。熟練した船頭さんが棹、舵、櫂で操り、岩の間をすり抜けてゆきます。

 四季を通じて保津渓谷はそれぞれ趣きをもった景観を味うことができます。
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  正面の船頭さん74歳だそうです。新保津大橋

 乗船場から緩やかな流をゆったり流れ新保津大橋を潜ります。
金岐の瀬

 まず最初の急流、宮ノ下の瀬(乗船場より約3km)
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 宮ノ下の瀬
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 鏡岩の看板 どこが鏡??

コースの所々に見られる奇岩にはそれぞれユニークな名前がついています。
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 金岐の瀬
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 大高瀬・・山間を縫う急流はスリル満点!激しい水しぶきをあげ岩すれすれに川面を滑っていきます。
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 大高瀬を振り返る
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 殿の漁場 昔お殿様が漁をしたとか・・?  ラフティングで川下りも楽しそう☆
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 獅子ヶ口
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 女淵・・穏やかな流れに戻りました。
一番深い所では水深15メートルもあるそうです。
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 浅瀬になると 時々船底に石がこすれたり・・・急流を下って行きます。
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 朝日の瀬 孫六岩が目の前に・・川面に波が立ち 水しぶきが飛んでくるのも楽しいハプニング♪
服がぬれないように簡単なカバーが配されています。
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 孫六岩 乗船場より8km
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 綱の跡・・流れ下った舟は、トラック輸送で、再び乗船場の亀岡に回送されますが、昔は舟引き作業で(川上りは船頭が綱で船を引っ張ってあがった)出来た、岩に綱がこすれた跡で、船頭衆の苦労の跡が偲ばれます。
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 猿飛岩からお猿さんが川に飛び込むそうです。本当か?
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 トロッコ 保津峡駅の吊り橋が前方に・・・岩の上から記念写真を撮ってくれます。
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  流れが速くなってきました。最後の急流を行きます。
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 水しぶきが・・・カバーを慌てて・・
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 川下り終盤です。
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  水上屋台船です!
保津川下りの船は手漕ぎですが 屋台船はモーターが付いています。
お客様が ビールやイカ焼き わらび餅などを買っている間、屋形船がピッタリ付いて

引っ張ってくれています。
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 船頭さんが記念写真を撮ってくれました。ハイチーズ
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 渡月橋は前方に・・・渡月橋の手前にある船着き場で下船です。

船頭さん、船を操る技術は勿論ですがそのトークも素晴らしく、最高の舟下りを楽しむことが出来ました。
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 屋根などを分解し車で運んでいきます。船頭さんは電車で・・・
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  前方渡月橋・・平安の初期に亀山上皇が「くまなき月の渡るに似る」と感想を洩らしたことから「渡月橋」と呼ばれるようになりました。橋の長さは155m。


嵐山からトロッコ列車で亀岡へと・・トロッコ列車最終便16時07分です。45分ほどしかありません。

大急ぎでお寺へのお土産を買いトロッコ嵯峨野駅へと
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  16時07分時間ぎりぎりです。 片道620円
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  平均速度は時速約25km。ちょっと速い自転車くらいの速さです。片道7.3kmおよそ25分の間、

四季それぞれに違った風景を楽しむことができます。
特に景色が美しい場所では、速度をおとして走ってくれます。
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 トロッコ保津峡駅のタヌキたち  ボケテマス
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  保津峡駅・・保津峡は、京都を代表する自然美のひとつ。駅を出るとすぐに保津峡にかかるつり橋(鵜飼橋)が見えます。鵜飼橋を渡り、JR保津峡駅へと続く約1キロの道は、気軽に楽しめるハイキングコースになっています。
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  嵐山のトロッコの路は新緑に包まれます。緑の葉が生い茂る中を進むトロッコに乗っているととっても癒されます。
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 保津川下りを楽しむ人たちが乗る船やラフティングを楽しんでいるところも見えます。

手を振ると振りかえしてくれます。
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 美しい渓谷が続きます。
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 急流を下る船 水しぶきで濡れてないかなぁー
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 亀岡駅到着で~す。 トロッコ列車はここから折り返しです。
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 トロッコ亀岡駅・・売店のおばさんにタクシーを呼んでもらい保津峡乗船場駐車場へと

タクシー代1400円でした。