私は普段はあまり「小説」を読みません。
気になるなーという本はいつもあるのですが、
結局ほとんど買いません(笑)。
で、気になっていたものの、買わずにいた本を、
たまたま父が貸してくれたので、
今更ですが、読んでみました。
読んだことのある方も多いと思います。
「謎解きはディナーのあとで」
帯にも書かれている、
「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」
というセリフ通り、
刑事をしている「お嬢様」から話を聞くだけで、
有能な「執事」が事件を解決するという、
いわゆる「安楽椅子探偵モノ」の小説です。
インターネットのレビューを見てみたら、
読む方も頭を使って推理したい「本格推理派」の読者の方々から、
わりと低い評価を書かれてましたが、
私は特に頭を使って読みたい方ではなく、軽いタッチで、
「読み物」としてさらっと読める方がありがたいので、
この本はとても読みやすく、読了までの約2時間半、
クスクス笑いながら楽しく読めました。
多分こうだろうなーという、おおよその見当はつけましたが、
真剣に考えることをしないので、
犯人を当てるまでには至りませんでした。
というわけで、
「失礼ながらお嬢様ーーこの程度の真相がお判りにならないとは、
お嬢様はアホでいらっしゃいますか」
ーーはい、アホでごさいます(笑)。