婦人科系トラブルや不妊に効果あり?! セルフお灸に挑戦中。 | HappyWomanのすすめ。

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不妊治療について調べていると、目にする機会が多い「鍼灸(しんきゅう)」。
いわゆる、鍼(はり)とお灸です。

タイミング法や人工授精などの不妊治療と同時に、鍼灸治療を行っている人が多く、例えば東尾理子さんも著書の中で鍼灸に通っていたと書いてありました。

鍼灸にどんな効果があるのか、不妊や婦人科系の病気とどんな関係があるのか気になったので、鍼灸院に取材に行ってきました。

「おうち美容に「お灸」がアツい! 40代女性にぴったりの「セルフお灸」のやり方を美容鍼灸院院長に聞きました」(Cafeglobe)
http://www.cafeglobe.com/2013/08/031937self_okyu.html


鍼灸は中国で生まれた東洋医学で、古くから日本でも親しまれていたようです。
松尾芭蕉の文献に登場したり、豊臣秀吉が妻のねねに宛てた手紙の中に「お灸をして体をいたわるように」というような内容が書いてあったり。

「毒をもって毒を制す」ような、薬を使う化学療法と違って、鍼灸は体が元気になろう、とする力を最大限に引き出すことを目的としています。

メカニズムは簡単で、鍼を刺すことで体が「異物」を感知し、追い出そうとする力が働く。
お灸は、軽いやけどをすることで、治そうとする自然治癒力が活発になる。
どちらも本来備わっている力を呼び覚ます効果があるのです。

鍼は「気」を動かす、お灸は「血」を動かすと言われていて、お灸は血流促進に効果があります。

卵子も細胞なので、血流が滞れば早く老化します。
また、女性に本来備わっている、妊娠・出産する力を引き出してくれるというわけです。
実際にお話を聞いて、不妊治療と同時に鍼灸を行う理由がわかり、納得しました。


今回記事で紹介したツボの中でも、特に足のくるぶしの少し上にある「三陰交(さんいんこう)」は、不妊をはじめ、生理痛、生理不順など婦人科系のトラブルに効くと言われています。

さらにこのツボは「安産灸」と言われていて、安定期に入った妊婦さんが毎日お灸をすることで胎児の発育を促す効果もあるのだとか。

比較が難しいものではありますが、安定期にこのツボにお灸をしていた女性から産まれた子どもは、していない女性から産まれた子どもに比べて、運動ができる、精神が安定する、風邪をひきにくい、といった研究結果も、産婦人科医から発表されているそうです。


取材時に「台座灸」をいただいたので、さっそく試してみました。

思いのほか熱い! そして、煙がすごい。

ベッドも洗濯物も同じ部屋にある一人暮らしの身には少し厳しいかも。

と言うことで、購入してみたのが「火を使わないお灸」

火を使わないお灸 30コ入り/せんねん灸

¥2,310
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シールをはがして、ツボに貼るだけです。

$HappyWomanのすすめ。



通常の火を使うタイプのお灸に比べると、少し割高ではありますが、熱くなりすぎず、もちろん煙も出ないので、オススメです。

夏なのに、足やおなかを触ると冷たい私。
お灸をすることで血流が促進され、体が温まるといいなぁ、と願いつつ、これから「セルフお灸」を継続してみようと思っています。