虐待のニュースはどうして、こんなにも心を苦しめ、そして無くならないのだろうかと、
私が、自分に何かできることを探そうと、決めたのは、
虐待のニュースでした。
まだ、長男を産んで慣れない子育てをしていた日々。
周りに親戚も友だちもいなくて
都会の真ん中で
本当に辛い日々を送っていました。
何で泣くのかわからない
私の何がいけないの
どうしてわかってくれないの
そんな中誰か話す人と言えば
スーパーのレジのおばちゃん
「あら？可愛い赤ちゃん、愛らしいね〜〜」
ボロボロの自分
そんなたった一言で、
涙が出てきて、
赤ちゃんを可愛いと言ってくれる見知らぬ人の言葉で
救われた気持ちになったのを覚えています。
そうか、
この子は可愛いんだ、
ふと、我に返った時でした。
そんな中、見た虐待のニュースは
何故かいっぱいいっぱいの自分に
どうしようもないくらいの涙が溢れて
どこかわかるような
でも許さない
私が代わりに
犯人を殺してやりたいくらい。
子どもの命は、
その子のもの、
だけど、、
何だろう、この罪悪感、、
まるで私がそれを起こしたような錯覚。
多分、いっぱいいっぱいだったんだと思います。
しばらくして我に返って
こんなにも一生懸命に子育てに頑張っている世の中のお母さんのために、
ちょっとだけでも自分に向き合える時間があれば
子どもたちが笑顔で居られるんじゃないかと
命が救われるようになるんじゃないかと
思いました。
模索しながら、少しずつ始めたこと。
こんな自分にできることはほんの小さな事かもしれない、、
今のわたしは何が出来るだろうか
何が
まだ、できること
きっとあります。